山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

〔100名山〕天城山 ~新緑と満開のアマギシャクナゲを見に!天城峠越え~

家から近い山ですが、なかなか行かない天城山。登るのは天城シャクナゲが咲く時期だけか。
前回は天気が悪かったので、天気の良い日に天城シャクナゲを見てみたい。
今年の咲き具合はどうでしょうか。天城山の天城シャクナゲをご紹介します。

天城山_撮影記 2020年5月26日(07:00~11:30)

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 55mm f16 1/8sec ISO100 PLフィルター

天城シャクナゲを目指して天城高原ゴルフコース脇から歩き始める。
低山ぽく最初は展望のない蒸し暑い樹林帯を行く。
涸沢分岐から万三郎岳への登りに入ると、ブナ林が広がり始めり新緑が眩しい。
このブナ林がなかなか年季が入っていて、根の張り出し方が凄い。
伊豆半島の先端の暖かい地域に、こんな立派なブナ林があるとは驚きです。
あまり目にしたことがない木々が生え、そのアルプスとは異なる植生が伊豆に来たことを感じさせてくれる。
よく見ると、青虫が引っ付いていたり。
夏ですな、、、気持ち悪いけど可愛いい(笑)。

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 50mm f16 1/10sec ISO100 PLフィルター

ブナ林を上がっていくとちらほら山ツツジが咲いていたりして盛り上がってくる。
山頂に近づくにつれ、目的の天城シャクナゲが点在し始める。
この淡いピンクのシャクナゲって、本当に上品で綺麗です。
背丈を遥かに上回るシャクナゲを見上げると、ブナの淡い新緑が頭上に広がる。
天城シャクナゲが有名な天城山ですが、意外と形の良い花たわわな株は多くはない。
ちょっと贅沢言い過ぎかな。
太陽に輝く天城シャクナゲを撮りまくり。
ちょっと分け入ると、ビビッドピンクのシャクナゲが咲きまくっていた。
眩しいシャクナゲもいいけれど、雨天にしっとり咲くシャクナゲもいいのでしょう。
尾根を歩いて万二郎岳に向かうと、りっぱなトウゴクミツバツツジが咲いていた。
新緑とシャクナゲが素晴らしい天城山でした。

  • B!