山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

〔200名山〕御座山_紅葉 ~栗生登山口から最短ルートで臨むダブルヘッター2山目!

紅葉の200名山巡りの最終日3日目。
今日は茅ヶ岳と御座山のダブルヘッター計画。午前中の茅ヶ岳に引き続き本日2山目です。
思わず紅葉と夕日がきれいだった、紅葉の御座山をご紹介します。

shibawannkoのワンポイントアドバイス

〔難易度〕①標高差700m/②往復5.5km/③CT4hと、しっかりした1日登山。
〔駐車場〕栗生登山口に駐車スペースあり(無料)。
〔紅葉時期〕10月下旬。岩場が現れる中腹より下の紅葉が美しい。

2013年10月28日

EOS5D MarkⅡ+EF24-105mmF4L IS USM 24mm f11 1/20sec ISO200 PLフィルター

1山目の茅ヶ岳に引き続き、ちょっと無理目ですが、本日2山目は御座山。
茅ヶ岳から御座山までは結構離れているので、移動に時間がかかって大変です。
移動中に見る山々は真っ黄色に染まっており、紅葉するのかどうか分からない御座山に期待が持てます。
林道を駆け上りようやく栗生登山口に到着。
日没まで時間がないので、最短ルートの栗生登山口からのルートを選択しました。
この時点で既に14時30分。日没までに山頂付ければいいんだけれど、そこまでも間に合うかな~?

急いで準備をして本日2山目スタート。
こちらのコースはあまり人が入っていないのか、落葉した葉っぱで地面が埋め尽くされてルートが分かりづらい。
気を付けて歩いていないと、低山で道迷い起こすのでは?と恐る恐る。
小走りに先を急いで15分。頭の中である考えがよぎる。
もしかしてヘッドライト忘れてね~か?ぎょっとしてリュックを漁るが置き忘れてきた。
1山目の茅ヶ岳で、ナイトハイクにはならないので軽量化のためにリュックから外しておいたのだ。
なんてこった。
これから急いで登ってもどうやっても日没までに下りてこられないし、このルートでは道迷いになる。
仕方がないので、走って車まで戻ってヘッドライトをピックアップ。
このヘッドライトの置き忘れで30分のロス。日没間際に痛すぎる。。。
さらにスピードを速めて登るしかなし。

乳酸が出る閾値ギリギリで登っていくと、紅葉ゾーンに差し掛かる。
黄葉だけでなく紅葉も入り、夕日に照らされる贅沢な紅葉空間が広がります。
凄いよ、御座山!頑張って来た甲斐ありました。
光を透過する紅葉が奇麗すぎる!
いろんな色が混じる、低山なら出羽の易しい紅葉が広がる。
この紅葉の時期に山に入れば、どこかしら紅葉している、というものでしょうか。
時間がないけれども紅葉を撮りに来たので、しっかり紅葉を撮り尽くします。

EOS5D MarkⅡ+EF24-105mmF4L IS USM 50mm f11 1/15sec ISO200 PLフィルター

紅葉ゾーンを終えると岩場が出てきて鎖も付いている。
なんか変化に富んだ飽きささないルートですな。
お猿のように岩場を登りしばらく行くと、今度は下るのかいな~。
下った先には岩峰のような御座山が見える。今度こそ本当の山頂だよね?笑
日が傾き沈みそうだけれど、山頂との距離を測ると何とか大丈夫でしょう。
見通しが立ったので最後の元気が湧いてきました。

EOS5D MarkⅡ+EF24-105mmF4L IS USM 24mm f11 1/20sec ISO200 PLフィルター

16:10 御座山山頂着。
文字通りの日没寸前に御座山山頂に到着することができました。
まだ光があるうちに、急いで山頂からの景色を撮りまくり。
西には八ヶ岳がシルエットとなり、上空には秋の雲が広がっている。
素晴らしい~。
今日頑張ったダブルヘッターの終わりにふさわしい、素晴らしい夕景でした。

八ヶ岳に沈む夕日を見届けてから下山開始。
山頂で日没を迎えてから下山するということは、帰路はすべて真っ暗闇。
今日一日最大限に撮るものを撮れたので、大丈夫。
秋の夜寒の中、ナイトハイクで来た道を戻りました。
素晴らしい紅葉と美しい夕日に感謝感謝。
そういえば今日の御座山で、1人の登山者にも合わなかったな...(終)。

  • B!