山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

丸池様/十六羅漢岩 ~山形県遊佐町の鳥海山山麓にひっそり湧く神秘の泉~

東北遠征3日目。
鳥海山を登った翌日は鳥海山山麓をぐるっと滝巡り。
現地で情報収集すると神秘の泉「丸池様」とある。
何じゃそりゃ?
山形県遊佐町にある丸池様とやらに行ってみることにしました。

撮影記 2015年8月8日

丸池様

EOS5D MarkⅡ+EF24-105mmF4L IS USM 28mm f11 1.6sec ISO100 PLフィルター

ナビと僅かな案内の看板を頼りにそれとない場所に車を止めて、水路沿いに歩き始めました。
この水路が物凄い透明度です。
水路の中にバイカモという水草が生えており、流れにゆらゆら揺らめいています。
これから行く「丸池様」を期待させてくれます。

水路から林の中に入ると、すぐに丸池様が現れました。
エメラルドグリーンの水をたたえ、池の中に生えている水草がすべて見えるくらいの透明度です。
案内板には「水中の倒木さえもなかなか朽ちはてない」と書いてあります。
朝の光が差し込んできて部分的に水中の水草を照らします。
美しい。。。
もっと日が当たるようになったらもっと光輝いて綺麗でしょう。
そこまでは待てないので、神秘の泉を後にしました。
ひっそりと湧くパワースポットみたいな感じで、鳥海山の登山のついで等にお勧めです。

十六羅漢岩

さらに現地で情報収集すると、十六羅漢岩たるものがあるらしい。
「吹浦海禅寺21代寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と海上安全を願って、1864年に造佛を発願し、地元の石工たちを指揮、5年の年月をかけて明治元年22体の磨崖仏を完工した」とありました(参照:遊佐鳥海観光協会HP)。

吹浦海岸にある駐車場に車を止めて歩くとすぐに十六羅漢岩が見えてきました。
日本海に面した荒々しい岸壁に、何体もの仏様が彫られています。
よくここまで掘りましたね。
大変だったでしょうに。
よく見るとおでこに5円玉が貼りついている。
さらに海岸を見ると荒々しい岩礁に赤い鳥居が立てられ、赤いユリが咲いていた。
旅情を感じさせてくれる日本海の景色でした。
鳥海山に登ったついでに日本海を感じに寄ってみてもよいかと思います。

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