山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

201510 WEC_Round6@富士 ~初めてのFIA世界耐久選手権の流し撮り!~

富士スピードウェイで行われるFIA世界耐久選手権2015年の第6戦、6時間耐久レースに初めて行ってきました。
コカ・コーラコーナーから100Rに抜けるポイントと、アドバンコーナーからの流し撮りをご紹介します。

撮影機材

撮影機材は、超望遠ズームの1本構成です。
〔カメラ〕 Canon EOS5DsR
〔レンズ①〕Canon EF100-400mmF4.5-5.6L ISⅡUSM

撮影記 2015年10月11日

コカ・コーラコーナー~100R:100-400mm(1/250sec)

EOS5DsR+EF100-400mmF4.5-5.6L ISⅡUSM 400mmトリミング小 f5.6 1/250sec ISO500

コカ・コーラコーナーから加速しながら100Rに抜けるマシンを、フェンスの隙間から出たタイミングで捉えます。
車速も早く斜め方向の流し撮りになるため、難易度としては簡単ではありません。
走ってくるマシンをフェンス越しにAFで追い続けるため、AFで捉える際にフェンスを拾ったりもします。
暗い雲が立ち込める決勝日で、絞り開放でも1/250secを切るためにはISO500まで跳ね上がりました。

安全を期して1/250secを選択しましたが、間耐久レースでたっぷり時間もあるので1/125secで撮っても良かったと思います。
グランドスタンド裏のイベント広場では、AKBチーム8のステージが開催されていました。

アドバンコーナー:100-400m(1/125sec)

EOS5DsR+EF100-400mmF4.5-5.6L ISⅡUSM 400mm f10 1/125sec ISO100

グランドスタンド裏のイベント広場で行われていたAKBチーム8のステージを見た後は、アドバンコーナーへ。
望遠端の400mmいっぱいで、1/125秒で流し撮り。
トヨタTS040を追いかけていたら、前の2台をオーバーテイクしてくところを同一フレーム内に収めることができました。

やはりLMP1のマシンがカッコイイので、LMP1ばかり撮ってしまいます。
決勝はコカ・コーラコーナーと行ったり来たりしていたので、近場のアドバンコーナーに長い時間いました。
同じところから撮っているので、似たような写真が大量に出来上がります。
望遠端400mmでの1/125秒の流し撮りで、歩留まりもそこそこ悪くはなかったですね。
マシン単体ではつまらないので、複数台が入ったオーバーテイクシーンの写真が結果として残りました。

マシン単体の写真は、トリミングでアップして載せました。
WECのマシンは平たく車高がないので、流し撮りで全身を入れるとやや迫力に欠ける写真に見えてしまいます。
なので、個人的には部分的に切り取ったシーンの方が好みだったりします。

終わりに

もう何年前か忘れましたが、以前トヨタがTS020でルマン24時間に参戦したときに、テレビで熱烈に応援していました。
その時は残念ながら優勝を目前としながらもトヨタは惜敗。
その時以来、ルマン24時等の耐久レースからは遠ざかっていましたが、テレビではなく実際に自分の目で観戦しました。
GTマシンに見慣れているので、LMP1やLMP2の独特のフォルムをしたレーシングマシンを見るのは新鮮ですね。
オープンコクピットはあまりカッコイイとは思いませんでしたが、GTカー以外での撮影対象が広がってよかったと思います。

結果はアウディやポルシェが安定した強さを発揮し、トヨタとの力の差を見せつけられる内容となりました。
地元の日本でトヨタが勝てなくてちょっと残念でしたが、トヨタもまた盛り返して頑張ってくれることでしょう。
結果はともかく、年が変われば新たにマシンも変わるでしょうし、来年以降のWECの撮影が楽しみになりました。
WECが家から一番近いサーキットで開催してくれることが、shibawannkoとしては嬉しい限りです。
またWEC、行ってみよう。

201810 WEC_Round4@富士 ~1年に1回のWECマシン流し撮り!~

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