山梨県には素晴らしい桜の名所が多くあります。
今日は山梨県の桜の名所を巡ります。
韮崎市のわに塚の一本桜の後は、実相寺の山高神代桜。
日本三大桜の1つに数えられる山高神代桜の桜景色を紹介します。
撮影記 2016年4月9日
実相寺神代桜
EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 38mm f11 1/50sec ISO100 PLフィルター
わに塚の1本桜の後は、日本三大桜の1つに数えられる山高神代桜に向かいます。
山高神代桜は山梨県の実相寺の境内にありますが、一面のスイセン畑や他の枝垂れ桜等、神代桜以外にも多くの見どころがある花見スポットです。
実相寺に入るとすぐに満開の桜が迎えてくれます。
そして、参道に至る小道の塀から実相寺を覗き見ると、一面のスイセン畑の奥に桜の森が広がり、その奥に雪を被った南アルプスの山並みが見えるという、実相寺を代表するシーンが広がります。
数年おきに実相寺に桜を見に訪れていますが、年々桜の木が大きくなり、奥の南アルプスが見えなくなってきている。
数年後には成長した桜に南アルプスが隠されてしまい、このシーンは見えなくなるのでしょうか。
参道から境内に入ると、多くの枝垂れ桜が咲き誇っています。
まだ幼木なようなので、これからもっと大きくなり多くの花を咲かしてくれるでしょう。
足元に咲くスイセンと折り重なる枝垂れ桜を重ね合わせると「春満開」といった感じで美しい。
EOS5DsR+EF100-400mmF4.5-5.6L ISⅡUSM 142mm f16 1/15sec ISO100 PLフィルター
そして境内奥に進むと、異様な枝ぶりを見せる神代桜が見えてきます。
この何とも言えない大きく太く張り出した枝ぶりが凄まじく、ただ者ならぬ感じをさせています。
樹形は大きく崩れながらも横から張り出した枝からまだまだ多くの花を咲かせている。
神代桜は推定樹齢2,000年とも言われるエドヒガンサクラで、日本で一番年季を感じさせる桜の木じゃないでしょうか。
神代桜の脇では、「桜管理協力金」の名目でパンフレットを販売しています。
これほどの年数の桜の管理には相当な大変なのでしょう。
また来年以降も満開な花を咲かせてくれるよう、いつものようにパンフレットを買って神代桜を後にしました。
眞原の桜並木
EOS5DsR+EF100-400mmF4.5-5.6L ISⅡUSM 124mm f16 1/15sec ISO100 PLフィルター
山高神代桜の実相寺から少し北上すると眞原の桜並木があります。
若干標高が他より高いので開花時期が遅くなりますが、今年は咲いているでしょうか。
山高神代桜を見に行ったついでに、眞原の桜並木を見てきました。
南アルプスの甲斐駒ヶ岳がそびえる方向に向かって車を走らせる。
小道に入ってしばらく行くと道の両側に満開の桜の花が咲く眞原の桜並木に到着する。
今年は桜の開花時期があまりずれなかったようで、ちょうど今が満開。
無料駐車場に車を止め、桜並木を散策します。
ここは何と言っても桜並木と甲斐駒ヶ岳を合わせて撮れるところ。
桜並木から外れて外に出ると、桜並木の桜の重なりと甲斐駒ヶ岳を撮ることができます。
ピラミダルな甲斐駒ヶ岳の山容がカッコイイ。
甲斐駒ヶ岳はもう何度も登りましたが、登ると大変だから当分は下から見ているだけでいいかな。
のどかな里山の風景に壮大な南アルプスの存在を感じさせてくれる、素晴らしい桜スポットでした。
開花時期が他とズレルことが多いですが、山梨県の桜を見に来た時に寄るといいかもしれません。