新緑の西沢渓谷を綺麗に撮っておきたい。
もう何度目になるでしょうか。
降雨後の曇天に日を狙って、西沢渓谷に滝々を撮りに行ってきました。
shibawannkoのワンポイントアドバイス/ルート
〔難易度〕①周回8.5km/②標高差300mのハイキング。山登り経験なくても可。
〔新緑/紅葉時期〕例年5月下旬~6月初旬/10月中旬~下旬。紅葉時期は大混雑するので、心構えは必要。
〔駐車場〕西沢渓谷駐車場(無料)
〔撮影時期〕西沢渓谷は深い谷で滝前面には日が当たりません。曇天もしくは雨天の柔らかい光がベスト。
撮影記 2016年6月5日
西沢渓谷 前半(大久保の滝~三重の滝~竜神の滝)
EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 26mm f16 11sec ISO100 PLフィルター
渓谷入口の村営駐車場からスタート。
しばらくは遊歩道を歩いて二股吊橋を渡ると、いよいよ西沢渓谷が始まります。
まず初めに現れるのは大久保の滝。
対岸に掛かる細身の滝ですが、新緑と重なり、幾重にも岩を伝いながら落ちる様が綺麗。
大久保の滝からすぐに三重の滝が現れる。
観瀑台まで行くと、新緑の木々の下、エメラルドグリーンの釜から花崗岩の岩の合間に流れる様子を見ることができる。
美しい。。。
西沢渓谷の前半のハイライトと言えるでしょう。
三重の滝からは美しい渓床が続いていく。
フグ岩、ウナギ床、人面洞等の奇岩が次々現れ、全く飽きさせない。
遊歩道から若干遠目に、これまたエメラルドグリーンの釜をたたえる竜神の滝が現れる。
西沢渓谷 後半(貞泉の滝~母胎淵~七ツ釜五段の滝)
EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 70mm f16 1/5sec ISO100 PLフィルター
渓谷も後半に入ると、貞泉の滝が眼下に現れる。
新緑と段瀑がバランスよく絡み、西沢渓谷の中盤のハイライトでしょうか。
深い穴が穿たれている母胎淵が続く。
これだけ見応えのある滝々が短い区間に密集する渓谷はなかなかないのではないでしょうか。
橋を渡り急登を登ると、いよいよ西沢渓谷のハイライト、日本100名滝にも選ばれている七ツ釜五段の滝が見えてきます。
一度に5つの滝を見ることはできないので、まずは下段の2つ滝から。
下段の2つの滝もこれだけで立派な滝です。
さらに少し上がると上段の4つの滝を見ることができます。
丸いエメラルドグリーンの釜が連続し、白い水線を引きながら階段状に流れ落ちていく様は自然の芸術、神秘としか言いようがありません。
美しさで言えば日本一の滝と言っても過言ではないでしょう。
何度見ても美しいです。
ただ、今回はかなり水量が少ない様子。
朝方まで雨が降っていたんですが、水量はすぐには多くはならなかったようです。
撮った後もしばらく眺めていました。
西沢渓谷は全域にわたり紅葉も非常に綺麗なので、10月中旬から末にかけての紅葉の時期もお勧めです。
また、紅葉の時期に撮り直しに来よう。
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