冬何度も通っている赤岳。
最高の赤岳を撮るべく、降雪直後を狙って行ってきましたが。。。
はたして最高の赤岳は撮れたでしょうか。
山行記録 2017年2月7日
上り(赤岳山荘 ⇒ 行者小屋 ⇒ 赤岳頂上山荘)
EOS5DsR+EF16-35mmF4L IS USM 35mm f16 1/20sec ISO100 PLフィルター
夜明け前から歩き始め、行者小屋前で明るくなってくる。
降雪直後を狙ってきたため、雪はたっぷり。
だが天気は予想と違ってパッとしない。
どうやら下界は晴れているようだけれど、八ヶ岳山頂だけ雪雲を被っている様子。
天候読み違えたかな~。
ここまで来たら、これから天気が回復することを信じて進むしかない。
凍り付く行者小屋で朝食を取り準備を整え、地蔵尾根に取り付く。
木々が樹氷となって綺麗だけれど光がない。
晴れたら素晴らしいんだが。
赤岳頂上山荘へ到達してもまだ一向に晴れない。
この凍えるような稜線で赤岳頂上山荘が通年営業していてくれるのは非常にありがたい。
トイレを借りて暖かい飲み物を頂く。
すっかり暖を取らせて頂きました。
時刻も日没が近づきつつあるので、そろそろ頂上へ行かねば。
夕焼けが撮れると素晴らしいですけれど。
赤岳山頂
EOS5DsR+EF16-35mmF4L IS USM 26mm f11 1/125sec ISO100 PLフィルター
赤岳山頂に到達するも、山頂を覆う雲は薄くはなったもののなかなか晴れない。
山頂の祠は大漁のエビの尻尾で覆われている。
晴れ間が出るのを暫く待つが、寒いっす。。。
赤岳から見る真っ白となった阿弥陀岳が美しい。
やっぱりここまで白くならないと。
一瞬だけ弱い光が差し込む瞬間をとらえることができました。
きょうはこれが撮れただけでも良しとしましょうか。
赤岳頂上山荘まで下りてくると晴れ間が現れ、横岳から硫黄岳、蓼科山方面も見え始めてきました。
八ヶ岳山域全域が真っ白となっている。
素晴らしい。
東側の瑞牆・金峰山方面は雲がかからず快晴の様子。
下り(赤岳山頂 ⇒ 赤岳山荘)
EOS5DsR+EF16-35mmF4L IS USM 24mm f11 1/15sec ISO100 PLフィルター
お世話になった赤岳頂上山荘を通り過ぎ、地蔵尾根から下山します。
ようやく雲から顔を出した阿弥陀岳の向こうに日が沈む。
今日の一日が終わろうとしている。
西の空が茜色に染まる景色が心に染みる。
これだけ素晴らしい樹氷ができているのに、残念ながら今日は天気に恵まれませんでした。
また最高の赤岳を狙って撮りに来ましょう。
行者小屋まで下りると、満月が八ヶ岳を明るく照らし始めていました。