山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

〔200名山〕天狗岳 冬 ~野望潰えて一人ラッセル届かず晴れず~

虎視眈々と狙っていた聖岳。パック完了して後は出るだけ状態。
昼に仕事を終えて出発する予定が、まさかの夜まで残業...。~〇×△!
半日の遅れを取り戻せず深夜出発するも、疲労困憊で諏訪で断念。
野望潰えて八ヶ岳の天狗岳に計画変更。

ルート


〔山行〕4時間30分/〔休憩〕40分/〔合計〕5時間10分
【上り】天狗岳登山口駐車場 13:20 ⇒ 13:30 唐沢鉱泉 15:40 ⇒ 第一展望台 16:10 ⇒ 16:40 第二展望台 16:50
【下り】第二展望台 16:50 ⇒ 17:00 第一展望台 ⇒ 18:25 唐沢鉱泉 ⇒18:30 天狗岳登山口駐車場

山行記録 2018年1月26日(金)

EOS5DsR+EF16-35mmF4L IS USM 35mm f16 1/15sec ISO100 PLフィルター

夜間に登って朝焼け撮ろうと思ったら、八ヶ岳連峰は寒気流入で分厚い雲がかかる。
腐って昼まで二度寝。
昼を過ぎてからようやく天狗岳だけが雲から出そう。
寒気流入が弱まって夕方には雲は取れ、八ヶ岳連峰の綺麗な夕焼けが撮れるはず。
狙うは西天狗からの夕焼けのみ!
では、そろそろ行きますか~。

車高10cmの四駆スタッドレスで深雪の林道を経てなんとか唐沢鉱泉に到着。
え、誰もいない...。
いつもの降雪直後の一番乗り。まさかの八ヶ岳でまたこのパターンですか!
恐る恐る西尾根登山口を覗きに行くと、大雪後思った通りのトレースなし。
登山口から10cmくらいの沈み込みで、上部に行けば大変なことになるはず...、ということで車に戻ってスノーシュースタート。

分岐に到達するまでは雪が深まっても脛ラッセルで楽々。
それから上部は想像通りの深雪ラッセルに変わり、極端にスピードが落ちる。
これは西天狗まで届かないんじゃないか...。
おまけに夕方までには晴れると踏んだ天気も、逆に曇ってくる始末。

今日はテントフルセットもない軽身だし、この程度のラッセルできないと聖岳どころじゃないよねー、なんて思いつつ頑張るも、進まないものは進まない。
第二展望台あたりで既に日没間際。
稀に見る大寒波真っ最中で、氷点下20度付近で恐っろしく寒い!

ラッセル訓練で西天狗岳までとも考えたが、行っても撮るものないのでやる気なし。
もういいやー、今日はここまで。
天狗岳はどうも相性が悪いな~。
妻と一緒に行くときのためにとっておこう。

今日の雪山のまとめ

● 唐沢鉱泉までの林道は、降雪直後では四駆スタッドレスでなんとか上がれる程度。二駆スタッドレスでは厳しい。
● 登山口で既に10cm積もっていたら、上部は膝ラッセルを覚悟した方が良い(⇒ スノーシュー要検討)。

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