中国地方の山々を渡り歩き、夕方辿り着いたのは歴史ある瀬戸内の街、尾道。
夕方は尾道の夜景を撮ることとして、それまでは尾道観光でもしましょうか。
尾道の観光スポットと夜景を紹介します。
撮影記 2018年4月30日
千光寺公園
EOS5DsR+EF16-35mmF4L IS USM 28mm f11 1/40sec ISO100 PLフィルター
尾道って言ったら、まずは千光寺公園?ってことで、千光寺公園に向かいます。
駐車場から千光寺公園に向かう坂道には、満開のツツジが迎えてくれる。
千光寺公園の頂上展望台からは、尾道水道と眼下の町並みを見渡すことができて、気持ちがいい。
プリズンブレイクしてちょうど今日捕まった脱獄犯が泳いで渡ってきた向島も向かいに見える。
「リアルプリズンブレイク」とか話してられるのも、今日捕まったから。
東の方面を見ると、四国へ抜けるしまなみ海道の吊り橋が見え、手前には満員の千光寺ロープウェイが上がってくる。
尾道はコンパクトで旅情あふれる町並みですね。
近くに「猫の細道」という観光名所があるらしいので、千光寺公園から文学のこみちを歩いて下ることにします。
猫の細道
EOS5DsR+EF16-35mmF4L IS USM 25mm f11 0.6sec ISO100 PLフィルター
「猫の細道」。
有名なようですが私はここに来て初めて知りました。
なんかいい響きですね。行ってみましょうか。
やたら細くて薄暗い急坂を下りていきます。
この狭さが猫が喜ぶ感じがしますね。
ちょうどゴールデンウィークで子供の日を迎えるため、あちこちに所狭しと大きな鯉のぼりが釣り下がっている。
猫と絡んでいい感じです。
猫の細道には「福石猫」という猫の絵が描かれた小石が、さりげなく置かれているのも心憎いポイントですね。
そうこうしているうちに猫の細道を下り切りました。
途中の寺社の境内にある大木が凄い。
帰りは千光寺山ロープウェイに乗って、千光寺公園まで戻りました。
尾道、旅に立ち寄るのに良い街です。
浄土寺山展望台
EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 65mm f8 25sec ISO100
尾道夜景をどこから撮るかを調べてみると、有名な千光寺の他に浄土寺山展望台があるよう。
写真で見る限りは、尾道水道と光源が斜めに走る浄土寺山展望台の方がなんだか良さそう。
車で細い山道をぐるっと回ると山上の駐車スペースに着き、そこから歩いて2~3分で千光寺展望台に到着する。
ちょっとここは来にくいかな~。
千光寺お堂の屋根越しに尾道水道と市街地が広がる。
思った通りバランスの良い景色だな。
春霞の西の空に夕日が沈む。
トワイライトタイムが訪れ、残照の中、尾道水道両脇の光源がきらめきを増してくる。
日が沈むと反対側から満月が昇り、瀬戸内海を明るく照らす。
都市夜景のようにな光源の多さと派手さはないが、瀬戸内地方を感じさせてくれる情緒あふれる夜景スポットでした。