山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

マザー牧場 ~満開見頃の菜の花畑を求めて千葉県へ~

菜の花を求めて普段足を運ばない、山がない千葉県まで。
千葉県の菜の花の開花状況を調べると、菜の花の名所はいくつかあるもののバラバラでなかなか重ならない様子。
そこで菜の花が満開のマザー牧場に菜の花を撮りに行ってきました。
マザー牧場の菜の花の様子をご紹介します。

撮影記 2019年3月17日

EOS5DsR+EF16-35mmF4L IS USM 24mm f11 1/50sec ISO100 PLフィルター

早朝日本寺に行ってからマザー牧場に向かう。
マザー牧場に到着したのは既に11:00。
今日は午後から曇り雨予報なので、曇る前に撮れるといいんだけれど。

入場ゲートへ行くとファミリーでごった返している。
そりゃあ菜の花の満開の晴天の日曜日に混まないわけがないですよね。
駐車料金で900円払って入場で大人1人1,500円。
ちょっと高い気がする。
並んでる最中にスマホで割引情報を探すとJAF割があるらしい。
窓口にはそれらしい案内は見えなかったので「JAF割ありますか?」と聞くと「ある」とのこと。
2人で200円の割引になりました。
窓口に分かりやすく明示しておくべきかと思います。

入場すると一面の菜の花畑の他、アトラクションや観覧車まである。
完全なファミリー向けのテーマパークの様相で、つい先週まで冬山に行っていた緊張感とのギャップに戸惑う。
この穏やかなほんわか春の雰囲気に、なかなか気持ちが切り替わらない。
一面の菜の花を見ていると、冬山の終わりをはっきりと告げられたようで、寂しくも若干の喪失感すら感じる。

しかし、一面のお花畑は素晴らしい。
あちこちでミツバチが花の蜜をせわしなくかき集めており、ミツバチの幸せの羽音に包まれる。
お昼に近づくにつれ人も多くなり、菜の花は人でいっぱいになってきた。
すり鉢状になっている斜面に咲く菜の花畑を綺麗に撮るのは、バランスがなかなか難しい。
谷を挟んだ向こう側にも、黄色に染まる菜の花畑が見える。
せっかくなのであちらにも行って見ましょう。

谷に下り、わずかに花が残る梅林を経て対岸の菜の花畑に向かう。
マザー牧場はなかなか広く、そして微妙に凹凸があるため坂道も多い。
ファミリーが向こうの菜の花畑まで歩いて行くのは結構大変でしょう。

EOS5DsR+EF16-35mmF4L IS USM 24mm f16 1/20sec ISO100 PLフィルター

対岸の菜の花畑に着くとカメラマンが1名しかいない。
さっきまでの喧騒が嘘のようで、静かに春風が流れる場所でした。
そして菜の花は今が満開で、こちら側の菜の花は非常に密に咲いていて綺麗綺麗。
満開の菜の花畑には自分たち2人だけ。
しばらくの間、満開の菜の花畑を満喫させてもらいました。

日曜日夕方のアクアラインの渋滞が気になるので、ぐるっと半周して早々に退場。
3月の遅い時期に、綺麗な満開の菜の花畑を満喫させてもらいました。
満開の菜の花と午後まで持ってくれた天気に感謝感謝。

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