山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

〔100名瀑〕桑ノ木の滝 ~落差21mの小ぶりの美滝~

今日は三重県遠征の所用のついでに紀伊半島の名瀑巡り。
本日2ヶ所目は、那智の滝から30kmばかり移動して桑の木の滝。
那智の滝に引き続き日本の滝百選に選ばれている桑の木の滝をご紹介します。

ルート(片道1km/徒歩15分)

山行記録 2019年5月27日(07:50~09:00)

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 24mm f16 1/1.6sec ISO100 PLフィルター

この桑ノ木の滝も二度目。
道路から川を渡る橋からスタート。
以前来たのは11年前で、あたりの景観にはもうあまり記憶がない。
「こんなんだったっけかな~」とか思いながら橋を渡り林の中を歩いてゆく。
ここまで来るとなんとなく思い出す。
以前来たときは大型のブルドックが落ちて骨折してしまったようで、周りの民家まで戻って手押し車を借りての救出を行ったものだ。
あの苦しそうなワンちゃんは大丈夫だったのであろうか。

そんなこんなで10分強歩いていくと、桑ノ木の滝に辿り着く。
落差21mと小ぶりですが幅広の滝で岩の凹凸が微妙に美しいので、人気のある滝でしょうか。
それとなくアングルを探していると、直瀑を真正面から撮っても面白味が欠ける。
渓流部分を手前に配した方が良さそうなのですが、渡渉して対岸に渡った方が良さそう。
渡渉するのだったらローカットではなくハイカットの防水ブーツとストックを持ってきた方が良かった。

何とか対岸にわたり、手前の渓流を入れて撮ってみる。
桑ノ木の滝は北に向けて落ちているので、曇天時の方が撮りやすい。
ちょうど曇っていてよかった。
さらに時間が良かったのか、顔を出した太陽の柔らかい光線がちょうど滝の真上から神々しく降り注ぐよう。
曇りの日は滝を白とび黒潰れなしに安全に撮れる日ですが、それはそれで面白味が欠けるとも言える。
太陽の光芒というちょっとしたアクセントが付いて幸運でした。
なかなかここまでは何度も来られないので、失敗のないよう入念に撮って引き揚げました。

今日のお役立ちアイテム

徒歩15分以内で標高差もありませんが、滑りやすい岩が露出した遊歩道のため、このくらいのスニーカーは用意した方が良いと思います。

写真のアングルにこだわると、どうしても渡渉して対岸に渡りたくなります。
水量にもよりますが、渡渉するならばハイカットのGORE-TEX防水ブーツやストックがあると渡渉がしやすいでしょう。

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