昨年いろいろ当たり年だったお花の時期も、今年気付いたら過ぎ去りそうな時期。
梅雨の晴れ間で今年最後のお花のチャンスか。
今日の目的は甘利山と美ヶ原のレンゲツツジ。
甘利山のレンゲツツジ満開の花景色をご紹介します。
shibawannkoのワンポイントアドバイス/ルート
〔山行〕50分 /〔休憩〕1時間10分 /〔合計〕2時間
甘利山グリーンロッジ駐車場 15:00 ⇒ 15:20 甘利山 16:00 ⇒ 16:10鍋頭 16:30 ⇒ 16:30 甘利山 16:40 ⇒ 17:00 甘利山グリーンロッジ駐車場
〔例年の見頃〕6月中旬~下旬
〔難易度〕①往復2km/②標高差100mで、超簡単なハイキング。1時間あれば往復か。
〔撮影適期〕富士が南に位置するため、日が昇ると逆光で薄く霞む。夜明け直後(又は夕方)がベスト。
山行記録 2019年6月27日(15:00~17:00)
EOS5DsR+EF16-35mmF4L IS USM 30mm f16 1/sec ISO100 PLフィルター
15:00 午前中に美ヶ原に行った後、急いで戻って甘利山グリーンロッジ着。
歩き始めてすぐに東屋のある鍋頭に到着。
真正面に富士山がばっちり展望できる。
甘利山周辺は雲がかかっている一方、富士山は雲がかかっておらず、輝度差で手前のツツジが潰れてしまう。
だめだめですな。
次行きましょう次。
今日は長野県方面は天気は良かったものの、山梨県方面は雲がかかる。
時間も遅く既に雲がわいて高い尾根尾根と太陽を隠している。
富士山は見えるけれど、晴れ間も差さずもうズベズベの天気だ。
梅雨時期に夕方まで晴れることは期待できないし、仕方がない。
久しぶりに来た甘利山のレンゲツツジを少しでも綺麗に撮って帰りましょう。
少し歩くと、甘利山山頂下のレンゲツツジが一面に咲くエリアになります。
レンゲツツジの向こうには富士山が聳えており、甘利山ならではの景色が広がる。
ここも日陰だとツツジが全く綺麗に映りません。
一生懸命富士山の写真を撮っていた方が、「あなたいい時にきたねー。」と言ってきたので訳を聞く。
ちょうど今になって富士山が見え始めたとのこと。
へーそうだったんですか。
レンゲツツジのエリアの真ん中の木道を進むと、すぐに甘利山頂上。
甘利山頂上から先ほどのツツジエリアを見下ろす光景が一番きれいでしょうか。
甘利山の一大スペクタクルです。
レンゲツツジは情報通り終盤で、すでに大半の花が落下し始めています。
ただ遠目に見ればそれほど分からないかも。
ほんの一瞬でもいいから日が刺してくれれば、それなりの写真を撮れるのですが。
甘利山はこのツツジの季節に何度も来たことがありますが、ここから先の奥甘利山や千頭星山は行ったことがない。
ちょっと行ってみましょうか。
笹原とツツジが混じるいい感じの林を進んでいくと、一度標高を落してから登りに転じる。
結構な急斜面の上、これから行く先は雲の中。
めんどくさ。。。
展望もなければツツジも見えないので、早々に帰ることにしました。
ここら辺の判断は、いつも早いうえブレない(笑)。
EOS5DsR+EF100mmF2.8L IS MacroIS USM 100mm f8 1/25sec ISO100 PLフィルター
すぐに山頂に戻ってきました。
光がないので、辛うじてまだ勢いのある花を探してマクロ撮影。
真っ赤な花もあれば、オレンジ色の花もあります。
ツツジの他は、小さな黄色い花が多く咲いていました。
木道を通って駐車場に下りかけると、雲が薄くなり太陽が一瞬姿を見せ始める。
あらま!
急いで先ほどの甘利山スペクタクルゾーンに急ぎます。
EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 27mm f16 1/30sec ISO100 PLフィルター
その途中ほんの一瞬だけ差し込んだ光で、輝くツツジと富士山を撮ることができました。
ああ、予想だにせずなんて幸運なんでしょう。
富士山とレンゲツツジ。
甘利山ならではの幸せな組み合わせです。
もう少し晴れ間が出るかと思ったら、また太陽は雲に隠される。
今度こそ帰ろうと東屋のある鍋頭まで来ると、また晴れる。
また曇ったので今度こそ諦めて帰ります。
甘利山グリーンロッジ付近には小さな豆粒みたいな白い花。
花名書いてありましたが忘れました。
一瞬ですが日が差して、レンゲツツジと富士山を撮れてよかったです。
今度は晴天を確実に合わせて来よう。
甘利山 記録一覧
2019年06月27日 ■■■■☒『甘利山 ~夕方一瞬だけ日が差した富士山と満開レンゲツツジ~』
2020年06月17日 ■■■■☒『甘利山 ~早朝にサクッと初夏の高原へ!レンゲツツジと富士の大展望~』