山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

付知峡不動公園 ~早朝にリベンジ!仙樽の滝まで(観音滝/不動滝)~

早朝に南木曽岳を早々にピークハントした後は、本日二山目の奥三界岳へ。
の前に、素晴らしい滝を有する付知峡にお立ち寄り。
しかしこの判断が完全にいけていなかった。。。
岐阜県を代表する、付知峡の3滝をご紹介します。

shibawannkoのワンポイントアドバイス/ルート

〔難易度〕①1周1km②標高差20m③所要時間40分前後、の軽いハイキング。
〔駐車場〕駐車場とトイレあり(無料)。

撮影記 2020年8月9日/10日

観音滝/不動滝(1日目_11:30~12:20)

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 50mm f16 0.8sec ISO100 PLフィルター

付知峡は3つの滝を40分の短時間で見て回れる、岐阜県を代表する素晴らしい渓谷。
コロナで騒めくこのご時世にあっても、お盆もあってか多くの観光客で超3密状態。
まずは分岐を右に行って、観音滝と不動滝から。
観音滝は、エメラルドグリーンの釜をたたえる美しい滝。
なんでこんなに青いんでしょう~。
続く不動滝は、地形が険しく、観瀑台から上からしか見ることができない。
それでも観音滝とは対照的に迫力ある姿を見ることができる。

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 44mm f16 2sec ISO100 PLフィルター

一番の誤算だったのが、メインの仙樽の滝への遊歩道が、なんと通行止め。
10年以上前に来たときは通行止めになっていなかったのだが。
「吊橋は3人まで」という過剰すぎる?安全対策を、皆きっちり守って大々渋滞。
この大勢の観光客の前で、さすがに立入禁止のエリアに踏み込むことは憚られる。
山登りや沢登り経験者からすれば、まったく危険レベルではない。
自己責任を原則として、誰が誰に何の法規をもって「立入禁止」とするのか。

仙樽の滝は岩盤の奥まったところにあり、沢に下りないとその姿を見れないのだ。
大渋滞の原因となっている橋上からでは見ることはできない。
時間を失ったうえ目的が達成できないとは。んぐぐぐぐ、、、。
「まぁ、こういうこともあるさ」、とは簡単には割り切れなかった。
時間を失ったことから、ダブルヘッター2山目の奥三界岳は、明日へお見送り。
トマトをかじって頭を冷やし、地元経済に貢献した(笑)。

仙樽の滝(2日目_06:10~07:00)

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 59mm f16 2sec ISO100 PLフィルター

奥三界岳へ登る前に、早朝再度付知峡へお立ち寄り。
06:10 登山準備を整えて、誰もいない付知峡スタート。曇り空もちょうど良し。
当然ながら、渓谷内には誰もいない。
東屋の左側から、仙樽の滝へ続く沢へ下りることができる。
落石の危険のある個所は、ほんのごく一部で、素早く通り過ぎればよし。
そうでなければ、崖側から離れて通過すればよい。
沢沿いを歩き、東屋から僅か2分足らずで仙樽の滝の正面に出ることができた。
岩盤の奥まったところに、豪快に水を落としている。
素晴らしい。みんなこの滝を見たいだろうに。
先日のヘルメット強制貸し出しの、白神山地暗門滝の安全対策が潔いと思えてくる。
付知峡、短時間で3つの滝を巡れる素晴らしい渓谷でした。

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