山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

〔300名山〕白木峰_夏 ~ニッコウキスゲと池塘の雲上の楽園へ~

前から行きたかった、ニッコウキスゲ咲く白木峰。しかしなかなか北陸は遠くて、おいそれとは行くことはできない。今回天気と休みは合わせたが、花期はやや遅い様子。そんなすべての条件を全部揃うのを待っていてはいつまでたっても登れない、ということで、北陸遠征3日目は白木峰にあてることにした。
白木峰の向かいに金剛堂山があるので、今日はダブルヘッター予定。午後天気が持てば、金剛堂山も行ってみよう。

ルート/shibawannkoのワンポイントアドバイス

〔山行〕5時間50分 /〔休憩〕2時間0分 /〔合計〕7時間50分
【上り】杉ヶ平キャンプ場 05:20 ⇒ 06:20 五合目登山口 ⇒ 07:00 七合目登山口 07:10 ⇒ 07:30 八合目登山口 ⇒ 08:40 白木峰 08:50 ⇒ 09:20北白木峰(三角点)⇒ 09:30浮島 09:50 ⇒ 10:30 白木峰
【下り】白木峰 10:50 ⇒ 11:00 白木峰山荘 11:10 ⇒ 11:40 八合目登山口 ⇒ 12:40 五合目登山口 12:50 ⇒ 13:50 杉ヶ平キャンプ場

ポイント

〔難易度〕①往復16km②標高差950mで、一日登山の山。
〔ニッコウキスゲの花期〕7月上旬~中旬

山行記録 2021年7月19日(05:20~13:50)

国道471号線_アプローチ

噂通りの酷道471号線。なかなか噂通りでした...。国道471号線の状況は、『〔極悪林道特集〕白木峰_国道471号線(→杉ヶ平キャンプ場)~これは一方通行?すれ違い不可の恐るべし酷道~』にて。

上り(杉ヶ平キャンプ場 05:20 ⇒ 08:40 白木峰)

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 24mm f11 1/40sec ISO100 PLフィルター

杉ヶ平キャンプ場に深夜に到着し、2時間仮眠してから登山開始。遠征3日目で、笊ヶ岳→アサヨ峰と既に脚筋ズタボロでまだ痛めつけるかって感じ。林道崩壊前は8合目から車で行けたようだが、今は一番下から歩かなければならず、登山道崩壊が恨めしい。登山道は急登だが、アップダウンがなくて効率がよい。そのうえ斜面は岩ではなく土なので、足に優しくてよい。体力ある人であれば、結構なコースタイムの短縮が可能だろう。

白木峰山頂 08:50 ⇒ 09:30 浮島

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 31mm f16 1/30sec ISO100 PLフィルター

急登を登りきると、広大な高原風景が広がる。盛りを過ぎたのであろうが、綺麗なニッコウキスゲが咲いているではないか。まだこんな自分の知らない高層湿原があったとは。
広い空が広がる山頂からは、普段見る北アルプスの裏側が見えたり、白山がやたら見えたり、ちょっと不思議な感じだ。普段来ない山域だけに、見慣れぬ風景が新鮮でたまらない。

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 28mm f11 1/50sec ISO100 PLフィルター

浮島は白木峰山頂から1.7km先ではるか遠くに見えるが、整備されている木道のおかげでそれほど時間はかからない。ここからがビクトリーロード。誰もいない朝の高原を独り占めだー、と浮かれて山頂にストックを置き忘れたまま歩いていると、もう引き返していくパーティーもいた。

EOS5DsR+MACRO50mmF2.8 EX DG f2.8 1/1000sec ISO100 PLフィルター

木道脇にはところどころに池塘があり、ニッコウキスゲが咲いている。ほぼ終わってしまったササユリも、数株は新鮮な状態で残っていてくれた。いや、本当に来てよかった。素晴らしいところだ。

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 35mm f16 1/25sec ISO100 PLフィルター

白木峰のフィナーレは、木道末端にある浮島。小さな池塘だけれど、正面には北アルプスの山々が連なる。池塘には青空が映り込み、まさに雲上の楽園だ。無数のトンボが乱舞する。あなたたちの故郷は、この池塘なのかな?小一時間くらい浮島で写真を撮ったり珍しく大休止する。

下り(浮島 09:50 ⇒ 10:30 白木峰  ⇒ 11:00 白木峰山荘 ⇒ 13:50 杉ヶ平キャンプ場)

EOS5DsR+MACRO50mmF2.8 EX DG f8 1/200sec ISO100 PLフィルター

さぁ帰ろうか、とすると、ストックがないよ!おそらく木道でストックが不要となった山頂に置き忘れてきたのだろうか。
花を撮りながら急いで山頂へ戻ると、無造作にストックが落ちていた。ああ~、よかった。急坂の下りやこの先ストックがなかったとしたらと思うとぞっとする。リュックに括り付けた気でいて、浮かれていて忘れていたのだろう。
今日の目的も完遂し、ストックも回収し、後は下るだけ。下りは白木峰山荘によるコースをたどり、周回して帰る。白木峰山荘を念のため入ってみると、結構しっかりした小屋であった。そして綺麗な水洗トイレもあって有難し。水洗トイレと言っても、常に水が流れているトイレは初めてかもしれない。

13:50 土の柔らかい急坂を丁寧に下り、キャンプ場へ下山。
午後の金剛堂山はガスの中。猛暑の三連山目で果てしなく疲れている中、あのガスの中へはさすがに突っ込めない。ダブルヘッターはやめるか...。
隣の大長谷温泉に入って、態勢を整えるために砺波市へ下りる。街に出たら、金剛堂山までスッキリ晴れ渡ってきた。なんと...。結果論だが、金剛堂山へ突っ込んでおけばよかった。一日分損した。とはいえ、気持ちはあったが、体はついてこなかっただろう。白木峰、また花の最盛期に訪れてみたい。
遠征4日目は、お隣の金剛堂山と人形山へ。

  • B!