早朝の高千穂峰に続いて九州遠征4日目の二山目は、大隅山系の最高峰、大箆柄岳へ。よくも大隅半島まで車で来たものだ。
垂桜コース登山口に向かうべく、ようやくたどり着いた大野原林道を進んでいくが道幅は結構狭い。遅い時間での進入のため、既に下山した登山者のすれ違いが気がかりである。舗装路を進んでいくと未舗装に変わる。ここもダートなのかよ!連戦に次ぐ連戦で、そこまで調べ切れていなかった...。
垂桜コース登山口からの大箆柄岳登山の序盤戦、大野原林道を振り返ります。
大野原林道_リスク分析(5段階評価)
リスク①:パンク ★★★
荒れているところは荒れているが、それほど鋭い落石が多かったかというとそうでもない。総じて距離は長くはないので、慎重にゆっくり通過することを心掛けたい。
リスク②:林道の長さ ★★
未舗装林道区間は垂桜コース登山口までで3km程度と、それほど長くはない。時速7-13km/hくらいで慎重にゆっくり走るとして、30分はかかるつもりで走るとよいかもしれない。
リスク➂:道幅&すれ違い ★★★
狭くすれ違い困難な区間もあるが、すれ違いできるスペースもある。両側に草が伸びていると切迫感を感じる。
リスク④:底擦り ★★
荒れている区間もあるが、4輪の位置を確認しながらコース取りを慎重にすれば、車高の低い車でも底擦りすることはない。車高10cmちょっとの愛車REVORGでも、慎重に運転したので、下りでも底を擦ることはなかった。
大野原林道_レポート(往路)_2022年5月
はるばる訪れた九州。せっかくなので早朝の高千穂峰から滝々を寄り道していたら、移動で時間がかかって既に14時近く。垂桜集落から大野原林道へ入る。あの頂が目指す大箆柄岳だろうか。
おいおいっ、この山ダートなのかよ!連戦に次ぐ連戦で、そこまで調べ切れていなかった。急いでいるのにこれは困った。
短い区間の割にはGoogleMAPがやたら遅い到着予想時間を示すのは、こういうことだったのか。
おっ、やった!普通の舗装路に戻ったよ。
と、思ったらまたダートかよ!普通の林道といえば”普通”なのだが、部分的になかなかの凸凹加減で、いつも通りパンクには細心の注意が必要だった。さすが300名山、ただでは登らせてくれない。そのうえ案の定、下山を終えた登山者ときわどいすれ違いになった。
すれ違いが困難な林道では、通常とは異なる時間帯の進入は極力避けたいが、今日は二山目なので致し方なし。
14:20 ヒーコラ、やっと垂桜コース登山口に辿り着いた。駐車スペースは5台前後。ここに車でも、もうちょっと広い駐車スペースがあったが、急いでいたので写真を撮り損ねてしまった。
ここから先のスマン峠方面は通行止め。日没下山から逆算しても、ちょっと遅い登山スタートとなった。
大野原林道_レポート(復路)
19:00 ヘッドライトを使わずギリギリ駐車場まで到達。今日もドンジリ(笑)。もちろん駐車場には自分の車一台のみ。
今日も盛りだくさんのミッション終了!さて、帰りますか。
未舗装区間は3km程度で短いが、なかなかの凸凹あり。下山後の解放感に任せて林道を快走するとパンクする最悪パターンにはまるので、10km/h前後で慎重に走行。
すれ違いスペースはあるといえばある。鋭く尖った落石は、それほど多くはないかな。
道が畝っているが、車高の低い車でもまぁ大丈夫でしょう。
明日の多良岳&雲仙岳へ向けて大移動が大変だった。