山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

マウンテンバイクのプーリー交換 ~ロードバイクに続いてMTBもセラミックベアリングプーリーへ~

ロードバイクのプーリーをセラミックベアリングのプーリーへ交換したら効果があり、明らかに回転が軽くなった。交換費用は1,000円ちょっと。今までのパーツ交換の中で、コストパフォーマンスが最も高いのは間違いない。
ロードバイクで効果を実感できたため、プーリー自体も安いこともあり、味をしめてMTBのプーリーも2台同時に交換することにした。

 

EPIC(SRAM GX Eagle AXS)

プーリー交換 前後

まずは1台目、EPICのプーリー交換から。EPIC EXPERTについているのリアディレーラーは、ミドルグレードのSRAM GX Eagle AXS(12速)。
ミドルグレードなので、もしかしてベアリングでも入っているかと思いきや、ただの金属製の円柱が入っているブッシュタイプのプーリーだった。手で回してみると、当然よく回らない。先にロードバイクの105プーリーを交換したから、よく知ってる。w

驚いたのがプーリーの材質。金属ではなくなんと樹脂。力を入れて曲げると僅かに曲がる。力のかかる部位に金属ではなく樹脂が用いられていることに驚き。摩耗とか大丈夫なんでしょうか。不思議。

交換するのは、ロードバイクで交換したものと同じ、MicrOHEROのセラミックベアリングプーリー14T。ロードバイク用の11Tより歯数が大きくなった分だけ直径も大きくなり、骨抜き加工が目立ちより美しい感じがする。

MTB✕2台分なので、テンションプーリーとガイドプーリー合わせて4つ購入。MicrOHEROのセラミックベアリングプーリーは非常によく回るのだが、1つだけ回転が渋く、回しても回転がすぐに止まってしまう。外れ個体と識別し、即交換。では取り付けていきましょう。

慣れたもので、チャチャっと10分くらいで交換完了。脱落防止のため、一応ビスにはネジ止め剤を使用。
EPIC EXPERTは、サテンカーボンのカラーにピンポイントで赤が入るため、プーリーのカラーも統一して赤を選択。

プーリー交換 インプレッション

さてさてプーリー交換を終えて早速乗って見ると...、んんっ?んんんっ!!

効果あり!!!

F5と同じ反応で。w
交換前でも非常に滑らかに回るEPICのドライブトレインが、さらに滑らかに。滑らかすぎて、マウンテンバイクの低速寄りのギア比をもっと高速よりにしたくなる。
F5のときのような、チャラチャラとした軽い金属音もせず。

期待通りの良い交換だった。なんでもっと早く交換しなかったのだろう。

 

LEVO SL(SRAM NX Eagle)

プーリー交換 前後

EPICのプーリー交換を終えたので、続けて電動MTBのLEVOのプーリー交換も一気にやってしまう。LEVO SLについているのリアディレーラーは、エントリーグレードのSRAM NX Eagle(12速)。

先のEPICのGX Eagleより下位グレードなので、期待するまでもなく、ブッシュタイプのプーリーだった。当然、手で回してもよく回らない。
こちらもEPICと同じく、金属製ではなく樹脂製のプーリー。LEVOは電動アシストMTBでより大きな力がかかるはずだけれど、やっぱり樹脂製でいいんだ?

LEVOの緑ザクのような渋い緑色には、ゴールドのプーリーをチョイス。これで保有するチャリ3台すべてのプーリー交換を完了。

プーリー交換 インプレッション

さてさてプーリー交換を終えて早速乗って見ると...、んんっ?んんんっ~??ええ~~っ!!

効果なし!!!

ロードバイクのF5もマウンテンバイクのEPICも、プーリー交換で回転が良くなる効果を感じたのに、なぜかLEVOでは効果を感じず。LEVOの車重が重すぎて効果が感じずらいのか?電動アシストをオン・オフさせてもやはりよく分からず。

NX Eagleとセラミックベアリングプーリー自体の回転性能を比較すれば、明らかにセラミックベアリングプーリーの方が回転抵抗は少ないので、効果は体感できなかったけれど効果は必ずあるはず...。

そして、なにより見栄えもよくなったので、これで上出来でしょう。
プーリーは納車後すぐに交換するくらいでよいのかもしれない。

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