山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

多摩湖 一周サイクリング ~車道完全分離の多摩湖自転車道でぐるり一周~

早朝の狭山湖一周サイクリングに続き、多摩湖一周サイクリングへ。
ダートの狭山湖をロードバイクで突っ込んだものだから、なかなか神経使いましたが、多摩湖は自転車道があるらしい。こちらは何の心配もなさそう。では行ってみましょう。

 

狭山湖一周 map

〔距離〕一周12km/〔標高差〕約50m

 

走行記録 2024年8月10日(08:30-09:50)

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 42mm f8 1/13sec ISO100 PLフィルター

08:30 先に周回終わった狭山湖の終点、狭山湖堰堤南端の公園が、多摩湖周回のスタート。今度は、第一取水塔が背景に写るアングルで記念写真。うかうかすると、サイクリングで自転車が写っている写真を撮り損ねることが多いので、これぞと思うスポットがあった場合は、後回しにしないで撮っておくことにしています。そして、第一取水塔の背景に見える高そうな山は何でしょうか。奥多摩のどこかの山だと思うのですが。

セオリーの湖左回りで、県道55号に合流する。途中、ベルーナドーム(西武球場)の白い屋根が見える。西武球場って、来たことなかったけれど、こんな狭いエリアに建てたのね。帰り寄りましょう。

県道55号に合流すると、車道とは完全に分離した、多摩湖自転車歩行者道が整備されている。多摩湖自転車歩行者道は、双方向2車線あるので、どちら回りでも大丈夫。
車道から完全分離されているので、自動車を気にすることなく、交通弱者の気分を味わなくてよいのがすごいいい。まるで国営昭和記念公園や国営ひたち海浜公園、武蔵丘陵森林公園のような、自転車で園内を散策できる公園内を走っている錯覚を覚える。しかも何週回ってもタダだから。w
しかしそれらの公園と違うところは、路面がかなり凸凹痛んでいて、とても飛ばす気すら起きない点が唯一残念なところ。

ちょうど半周し、多摩湖を縦断する橋との分岐は、赤い立派な陸橋が整備されており、巡航は中断しない。
陸橋を過ぎると、西半分の森林浴コースとは景色は変わり、住宅街を見るようになる。ここでも自転車ロードはまだまだ続く。いったいこの自転車ロードどこまで続くのだろう?と思っているうちに、多摩湖堰堤南岸ゲートに到達。

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 42mm f11 1/80sec ISO100 PLフィルター

ここもまた狭山湖と同じような、湖と取水塔と堤体上の一直線のルートが伸びる景色が広がる。東京都の水源ということで、造りは一緒なんでしょう、と勝手に納得。狭山湖と違うのは、取水塔の屋根。狭山湖は三角錐だったけれど、多摩湖は円形。どうでもよいところを気付いてしまった。w

いい時間になって、サイクリストが多く行き交う。ここは東京都・埼玉県民のサイクリングコースなのでしょうか。ここでも忘れずに記念写真。2つの取水塔の右側に、西武ドームの白い屋根が見える。
気持ちのよい一直線の堤体を、景色を楽しみながらゆっくり抜けると、眼前に鉄塔が立つ。展望台っぽいのが付いているけれど、塗装が剥がれていてどことなく廃墟感も感じる。後で調べてみると、西武遊園地の富士見展望塔でした。「西部」という名が付くエリアになかなか縁がなくて、見るものすべてが初めてで斬新斬新。

途切れることない多摩湖自転車道を進むと、三角屋根の中国割烹旅館掬水亭。まだまだ続くよ多摩湖自転車道。最後は西武山口線まで合流してきて、ベルーナドームに到達する。
標識もいろいろ出てきて理解した。この自転車ロードは多摩湖を完全に一周してるのね!なかなかここまで車道完全分離の自転車道を整備している湖のサイクリングコースって、諏訪湖くらいしか思い当たらない。

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 28mm f8 1/60sec ISO100 PLフィルター

ベルーナドームまで達すれば、多摩湖周回は目前。ここまで来たのだから、自転車道を外れて、ベルーナドームなど見に行って見よう。
まずは自転車道から見える、山口観音のシンボル的存在、奥之院五重塔。へぇ、こんなもんあるのね。自転車ならでこそ、小回り良くいろいろ寄れる。周囲の木は桜でしょうか。桜咲く春の時期に訪れたら、とても綺麗そう。

ベルーナドームに向かって急坂を下りれば、山口観音。ちょうど晴れて青空の下、サルスベリの花が満開でした。
そして初めて来る、ベルーナドーム。正面まで来たけれど、自転車は駐輪場に止めなければならないらしく、暑いので入口までで終了。
最後は、急坂を登り返して、狭山湖駐車場でゴール!

よくある寂れた山間部の湖一周かと勝手に想像していたけれど、全然違った。ダートいっぱいの狭山湖に続き、多摩湖これまた斬新。特徴のある2つの湖周回が楽しめて、なかなかよい狭山イチ、多摩イチでした。

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