山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

〔日本百名城〕松江城 ~漆黒の黒板が大迫力!素敵な武家屋敷も忘れずに~

山陰・瀬戸内遠征2日目。明日の隠岐の島一周サイクリングのため、境港14:25発のフェリーで隠岐の島へ移動予定。
空いている午前中の時間で宍道湖一周サイクリング、のついでに、前回大雨で寄れなかった松江城にもお立ち寄り。
全国12城しか残っていない現存天守は、どんなでしょう。

 

松江城 map&データ


お城データ

● 住所:島根県松江市殿町1-5
● 天守の種類:残存天守
● 築城年:1611年(慶長16年)
● 築城主:堀尾忠氏
● 営業時間:8:30-18:30(10-3月は-17:00)
● 松江城HP:歴史・藩主|松江城のみどころ|国宝 松江城ホームページ (matsue-castle.jp)

 

撮影記録 2024年9月15日(06:50-07:20)

松江城

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 100mm f11 1/8sec ISO100 PLフィルター

07:20 まずは南の宍道湖側から城攻め開始。島根県丁越しに天守を捉える。県庁広場には、出雲国主の松平直政象。

近づくと大きな内濠。内濠が鏡面になっていて綺麗だが、守らせれば絶大な防御力を持つと言われる松江城。内濠の大きさと内濠から立ち上がる石垣の城壁の高さを見れば、この時点で城攻めの大変さを思い知れる。

今は戦国時代ではないので、開いている大手門からF5(ロードバイク)で楽々入場。高く積み上げられた黒い石垣がひと際目につく。
開館時間は08:30からで、天守へは進めず。天守最上階からの展望を撮って城攻め完了としていたが、今日は午後便で隠岐の島へ移動しなければならず、開館時間まで待ってはいられない。城攻めより宍道湖一周サイクリングが優先するので、残念ながら城攻めはここまで。

しばらく本丸内を散策。一ノ門の石垣が凄い。この大きさの石を重機なしの人力で、どのように組み上げられるのか不思議。
天守の正面には松江神社。場内に神社があるのも珍しい。それだけお城が大きいということか。

迫力ある石垣と現存厳守を撮影して、城攻め終了。現存天守だけあり、近くで見ると松江城の特徴である黒い板張りが石垣に負けないくらい迫力がある。ぐるっと北側に回り込むと、馬洗池があり、馬洗池と天守も絡む。

武家屋敷を見るため、北側へ抜けようとすると、真っ赤な鳥居の城山稲荷神社。場内にいくつ神社があるんでしょう。稲荷橋から退場する。

武家屋敷

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 100mm f11 1/5sec ISO100 PLフィルター

松江城の北側に武家屋敷が並ぶ。黒い板張りと白漆喰の壁が並び、内濠側はこれまた歴史を感じさせる松の巨木が並ぶ。内濠の水面も近く、とてもよい雰囲気。松江城だけ攻めて武家屋敷まで来なかったならば、すごくもったいなかっただろう。
朝で人通りが少なく、静かな武家屋敷を撮ることができた。城には桜が定番だが、うねうねした松の巨木も素晴らしい。内濠の水色と合わせると美しい。

07:20 通常お城は大きく歩いて攻めると時間がかかるが、チャリがあったので、効率的に30分で城攻め終了。もうちょっとゆっくり見て回りたかったけれど、フェリーの時間があるので、ら宍道湖一周サイクリングを再開。先を急ぐ。
青空の天守は、また機会があれば。

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