夏の高山植物や秋の紅葉が素晴らしい焼石岳。夏も秋も隣の栗駒山よりも素晴らしいのではないかと思っているが、人がそれほど入らないのはアプローチの悪さ。
メジャーな中沼登山口からアプローチすると、漏れなく尿前林道が付いてくる。
中沼登山口までの6kmの、尿前林道を振り返ります。
尿前林道 map
〒023-0403 岩手県奥州市胆沢若柳
リスク評価(5段階)
距離:★★★(6km/標高差360m)
距離は6kmで、そこそこ長い。標高差が360mほどあるため、傾斜がややきつく感じるところもある。
次項の落石状態から、リスクを承知でスピードを出せば、20km/hは出せる感じ。通過時間は20-30分程度。
落石:★☆
林道両側が斜面ではなく、平坦な森のため、落石が転がり落ちて来ることがあまりないのだろう。未舗装で凸凹ではあるが、鋭利な石はあまり見られなかった。
道幅:★★
道幅は基本一車線分しかない。すれ違いできない所も多いが、両側が斜面ではなく平坦な草地のところもあるため、すれ違いできないわけではない。
すれ違いを避けるには、あまり他の入山者とズレた時間帯に出入りしないことが肝要か。
凸凹:★★
地面に埋め込まれた石が露出して凸凹しているところもあるが、1つ1つの段差や轍は深くはない。乗り心地は悪いが、車高の低い車でも底を擦ることはない。
尿前林道 レポート(2024年10月)
今日も夜間アプローチ。夜間の方が車の往来がなく、ヘッドライトの明かりで対向車の存在を気にしなくてよいので楽と言えば楽だ。
やや荒れている路面でこのくらい。そこそこ傾斜があり、登っているところ。
地面に埋め込まれた石が露出する。一番凸凹がひどいところでこのくらい。
往路で明るいうちに撮影。平らなところはこんな感じで、快適な森林浴コースといった感じ。
道路の左右が斜面ではなく草地なので、場所を選べばすれ違いは可能。
傾斜が急な箇所。すれ違いはできない。こんなところは対向車が来る前に、さっさと通り過ぎてしまうに限る。
国道397号線の尿前渓谷入口。看板があるので、よく見れば見過ごすことはないでしょう。正面には奥州湖。
今日もパンクしなくてホッと一安心。未舗装林道を通過し終わるまでが登山だから。