ロードバイクで走るときに、緊急連絡時など、スマホを持たない人はあまりいないだろう。
またサイクルコンピューターにナビ機能が付いていたとしても、GoogleMapには利便性で到底適わない(個人的意見)。
そこでロードバイクを初めて2年間使ってきた、シリコンバンドタイプのスマホホルダーの使用感をまとめてみた。
装着方法
購入したのは、Bike Tie Pro 3というモデル。Amazonで評価が4以上で高かったため使ってみることにした。
重量を測ってみると63グラム。シリコンの塊で体積もあるので、そこそこ重い。ヒルクライムする人にとっては、あまり嬉しくない重さ。
お財布を軽くして、頑張ってロードバイクを軽量化してみたところで、スマホホルダー一発で63グラムも増えてしまっては、なんともなぁ...、という感じ。
台座の高さとシリコンの柔らかさで、路面からの衝撃を吸収分散させる仕組み。
サイコンとは別に、このステム一体型ハンドルの中央にスマホを取り付けたい。
取付方法は、ストラップを反対側の穴に通して、折り返して引っかけるだけ。
スマホホルダーの取り付け自体は非常に簡単(5秒くらい)。シリコンで柔らかいため、車体に傷をつける心配がないのがよい。
スマホホルダーの四隅の穴にスマホの角を差し込んで、固定のためのシリコンバンドを引っかけて固定するだけ。
簡単といえば簡単なのだが...。
実際使ってみて
2年間使ってみての感想は、一言で言えば「総じて使える」という感じ。
あまり複雑で仰々しいシステムではなく、手軽にシンプルにスマホを固定したい人に向くと思う。
良い点
● 構造がシンプルで手軽
● シリコンバンドが延びるので、幅広いサイズのスマートフォンの取り付けが可能
● スマホホルダー自体の脱着は至って簡単で、車体を傷つけない
● シリコンが柔らかく衝撃吸収のための台座が設けられているため、スマホに優しい
悪い点
● 着脱時の操作が四隅のシリコンバンドを引っかける必要があり、ワンアクションではない(頻繁な着脱には向かず、煩雑と感じる)
● シリコンバンドを丁寧に引っかければしっかり固定できるが、急いで雑に引っかけると固定が弱い(気付くと取れているときがある/1回落とした)
● シリコンバンドが、音量ボタンに干渉して、音量ボタンを押し続けてくれて音なしになる
● シリコンバンドが、画面の四隅にかかるため、着脱時に誤操作したり入力時に操作しにくい場面がある
● シリコンバンドは、脱着を繰り返すと裂けてくるため、いずれは切れる(2年間で2回買い替えた)
自分が使っていいたのは三代目だったが、五代目では振動吸収と取り付けが進歩しているらしい。
レックマウントプラスへの交換
その手軽さから総じて満足して2年間使っていたものの、やはりロングライドしたときの、コンビニで止まるごとのスマホ着脱の煩雑さを改善したくなってきた。
スマホホルダーを入れ替えて、レックマウントプラスに交換した感想はこちら。
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