山岳写真を中心に花、滝渓谷、自転車、モータースポーツ、夜景等の分野で、美しいと感じた風景を写真と撮影記で紹介していきます。

shibawannkoの撮影山行

〔100名瀑〕梅ヶ島温泉滝巡り①_安倍の大滝 ~安部川水系の大ボス!秘瀑を訪れる~

曇りの日を狙って、今日は半日で梅ヶ島周辺の滝めぐり。
日本の滝百選にも選ばれている、安倍の大滝をご紹介します。

ルート

〔山行〕70分/〔休憩〕30分/〔合計〕1時間40分
渓谷入口 08:50 ⇒ 09:30 安倍の大滝 10:00 ⇒ 10:30 渓谷入口

撮影記 2019年6月16日(08:50~10:30)

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 57mm f11 1/1.6sec ISO100 PLフィルター

入口は県道29号線から、梅ヶ島温泉に到達する前の右に下りていく細い道を行きます。
軽快に飛ばしていたら通り過ぎて湯ヶ島温泉まで行ってしまったので、引き返してきました。

入口から吊り橋を渡る。
そしてその次も吊り橋が現れ、井川湖に一帯にかかる吊り橋と似たような作りで、結構揺れる。
そういえば前回来たときは、怖がっていたわんこを抱きかかえて渡ったけか。
吊り橋を渡りトラバース道をしばらく行くと尾根道との分岐があり、この分岐を滝方面の左側へ向かう。

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 24mm f11 0.4sec ISO100 PLフィルター

分岐を超えるとすぐに第三の吊り橋。
以前台風で吊り橋が落ちてしまったようで、新しい頑丈な吊り橋に替えられていた。
第二の吊り橋からは、荒々しく流れる渓流沿いを歩くことになり、大滝だけでなく渓流を楽しむことができる。

今日は曇り空を狙ってきましたが、朝方から雲がとれ、晴れ渡ってきてしまった。
渓谷は直射光線より曇天の柔らかい光の方が望ましい。
早く流れている雲が太陽を隠すタイミングを待って渓流の流れを撮る。
大滝前では、苔むした斜面から流れ込む小滝が綺麗。

写真を撮りながらおよそ30分強で、観瀑台がある安倍の大滝に到着。
滝前の観瀑台から80mの大滝を仰ぎ見ることになります。
それにしても80mはあるかな?
運よく雲が太陽を隠してくれて、柔らかい光で撮ることができました。

そして雨後を狙ってきたので、凄い水量です。
風向きに寄りますが、飛沫が凄いので近づいてまともに写真を撮ることはできないでしょう。
飛沫がレンズを濡らしてしまうので、タオルは必須です。

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 50mm f8 1/100sec ISO100 PLフィルター

風が出ると飛沫が飛んできて凄いですが、時間帯によっては見事な虹を作ってくれます。
なかなかここまで色の濃い虹を見ることは希でしょうか。
しばらくの間、飛沫の量で色の濃さを変える虹眺めていました。

梅ヶ島温泉もなかなか山深い所にあるので、安倍の大滝に来る人はいないかと思っていました。
しかし、梅ヶ島温泉の泊り客でしょうか、結構人数の滝見客が訪れていました。
片道30分の軽いハイキングとしてはちょうどよいのでしょう。
帰りは来た道を20分で戻って滝見ハイキング終了。
梅ヶ島温泉付近には、赤水の滝等、他にもいくつか滝があるので、全部回ってみると楽しいと思います。

  • B!