今日は軽井沢・草津エリアの滝巡り。
草津の滝と言えば、嫗仙の滝と常布の滝という2つの唯一無二の名瀑があります。
まずは嫗仙の滝からご紹介します。
ルート/shibawannkoのワンポイントアドバイス
〔難易度〕 滝壺まで片道1km/標高差150mで20~30分。山装備でなくとも歩きやすいスニーカー以上は必用。
〔駐車場〕 渓谷道入口に無料駐車場あり。
〔所要時間〕 1時間~1時間30分。
撮影記 2019年8月10日(12:00-13:20)
EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 27mm f16 0.6sec ISO100 PLフィルター
嫗仙の滝へは草津の町はずれの裏路地からアクセスします。
それにしても草津の街中は道路が入り組んでいて分りづらい。
三度目となるので、なんとなく場所は覚えていました。
一本道の行きどまりが、嫗仙の滝入口駐車場となっています。
渓谷道というより、沢へ下りていく急な山道です。
標高差が150mあるため、スニーカー以上の歩きやすい装備が必用です。
20分ほどで沢に下りると、赤い岩盤にぽっかり口を開けた怪物みたいな滝が現れます。
いや、本当に唯一無二の独特な滝です。
岩盤は赤いし穴はぽっかり空いているし、この滝に似ている滝はどこにもないでしょう。
嫗仙の滝の滝は東に向いているので、朝から早い午前中までが全面に光が当たるでしょう。
既に正午を回っており、奥の滝には光が当たらない。
日が当たる所と日陰があると、白く飛ぶか黒く潰れるので、完全に日が当たるか曇りかのどちらかが良い。
曇るのを待っていますが、雲が太陽を隠しそうでなかなか隠さない。
15分くらい滝壺まで行ったりして待っていると、ようやく日陰になってくれました。
太陽が雲で隠された短い時間で、嫗仙の滝を数カット撮り終えました。
嫗仙の滝の周辺の木々は紅葉するので、紅葉の時期に来ても素晴らしいです。
また新緑の時期も、赤い岩盤と新緑の淡い緑色の対比が綺麗でしょう。
嫗仙の滝へは分りづらい道なので、人が来ないかと思いきや、結構家族連れが滝を見に下りてきます。
駐車場に戻ると、一家族が行くか行かないか家族会議をしているところでした。
片道20~30分山道を歩けるかどうかですが、とどのつまりは嫗仙の滝を見たいか見たくないかでしょう。
一度見たら忘れられない綺麗?不思議?な滝なので、草津に来た際には、ぜひ訪れてみるとよいと思います。
次はいよいよ今日のど本命、草津白根山の山麓にかかる、常布の滝へ向かいます。