降雪直後の丹沢へ行く予定でしたが、予定を変更して、菜の花咲く吾妻山公園へ行ってきました。
吾妻山公園の満開の菜の花をご紹介します。
ルート/shibawannkoのワンポイントアドバイス
〔山行〕40分 / 〔休憩〕1時間10分 / 〔合計〕1時間50分
〔開花時期〕菜の花の例年の見頃は、1月中旬~2月上旬。
〔駐車場〕 生涯学習センターラディアン横の町営第1駐車場(500円/回)。
〔富士山〕 富士山を綺麗に撮るには、午後は逆光になるため午前中がベスト。早すぎるとベタ光線。
撮影山行 2020年1月19日
冬山を始めて数年。思うことは“冬山は瞬発力が全て”。
最高の雪景色に出会うためには、①晴天と②降雪と③休みの3拍子をすべて揃えなければならない。
そんな冬山の貴重な貴重な少ないチャンスは、タイミングが合ったときに、他のものをすべて振り払ってでも掴みにいかないとモノにすることができない。
日曜日は毎冬2~3回あるかないかの、関東南部に貴重な雪予報が付く。
関東南部に雪マークが付いた時は、丹沢か三つ峠山か。
朝から晴れるということは、より貴重な丹沢の樹氷と富士の朝焼けかな。
夜1時に起きて空を見るとなんと曇っている。
富士ライブカメラで富士山を見ると、なんとなく曇っていて富士山は見えなさそう。
これから登っている間に晴れて、はたして朝焼けは撮れるのか?
空を覆う雲と週の疲れが判断を弱気に鈍らせる。
身体の苦しさに負けて寝ることにした。
6時に一度起きて富士ライブカメラを見る。
最高に真っ白く雪化粧した富士山がスッキリ現れている。
やっちまったよ、、、根性で丹沢ナイトハイクしておけば良かった。。。
そうだ、いつも最高の雪景色に出会う時は、登り始めは天気が悪い時が多いものだ。
最低だ...。もうふて寝するしかない。
眠気に任せて寝て次起きると9時。いい天気だ。
千載一遇のチャンスを逃して、むしゃくしゃした気分は収まらない。
居てもたってもいられなくなり、妻を連れて菜の花が咲く二宮町の吾妻山公園へ。
EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 24mm f16 1/30sec ISO100 PLフィルター
11:30 小山を駆け上って標高136mの吾妻山山頂着。
相模湾が開けて見晴らしがよい。
すでに多くの家族連れとわんこが楽しんでいる。
ついさっきまで見えていた富士山は、雲に隠れるところだった。
今日はすべてが後手後手だ。富士山も見れんとは。
EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 70mmトリミング中 f8 1/160sec ISO100 PLフィルター
良く寝て身体も休まったことだし、早春の菜の花と湘南の海を楽しむことにした。
吾妻山公園の菜の花は、毎年一番最初に見るお花かな。
一面の黄色の絨毯と久しく嗅いでいなかったお花の香りがホッとさせてくれる。
菜の花の絨毯の向こうには青い湘南の海が広がる。
なんか、最近海みたいと思っていたんだよね。
今日登るはずだった丹沢山を見やると、思いのほか雪は積もっていない?
今日は別に丹沢登らなくても良かったかも、とか適当に自分を慰めてみる。
ぽっかり暖かい山頂で、お茶を楽しむ。
週末のひとときの幸せ。
スイセンはまだ咲き始め。
日差しも若干強くなり、春の訪れを感じますね。
菜の花に包まれる山頂からの展望を楽しんで、吾妻山公園を後にしました。
下山後丹沢の記録を探してみると、最高の樹氷と雪の丹沢の記録がUPされていた。
むむぅ~~~。
丹沢の晴天の青空と樹氷の写真は狙っても未だにまとものものが撮れていない。
まちがいなく今日が千載一遇の大チャンスだった。
家から一番近い山も登れず、チャンスを逃すとは。
体力やら時間やら仕事やら、制約が多くなる中でどうやって瞬発力を保つのか。
チャンスを逃し、ずっしり無念やら課題を感じる一日でした。
良い面にも目を向け、今日は家族と綺麗な地元の花景色を見れて良しとしよう。
吾妻山公園 山行記録一覧
2020年01月19日 ■■■☒☒『二宮町吾妻山公園 ~菜の花満開!丹沢降雪後のチャンスを逃し花見山行~』⇒ スイセン
2017年01月28日 ■■☒☒☒『二宮町 吾妻山公園 菜の花 ~ナノハナと富士山とわんこ』⇒ 密な菜の花畑としばわんこ