なかなか遠方で届かなかった粟ヶ岳と御神楽岳。秋の超絶紅葉の時期にまとめて登ろうと思っていたが、ヒメサユリの花期に微妙な天気が2日続く。天気悪くても花だけでも撮れればよいかな。初のエリアとなる新潟県の奥地に、ヒメサユリを求めて突っ込むことにした。
ルート/shibawannkoのワンポイントアドバイス
〔山行〕5時間50分 /〔休憩〕2時間0分 /〔合計〕7時間50分
【上り】粟ヶ岳_中央登山口 05:50 ⇒ 08:007合目_粟ヶ岳ヒュッテ 08:10 ⇒ 09:009合目_粟ヶ岳北峰 09:20 ⇒ 09:50 粟ヶ岳
【下り】粟ヶ岳 10:40 ⇒ 11:10 9合目_粟ヶ岳北峰 11:20 ⇒ 11:40 7合目_粟ヶ岳ヒュッテ 11:50 13:40 粟ヶ岳_中央登山口
ポイント
〔難易度〕①往復10km/②標高差1,100mで、一日登山の山。
〔ヒメサユリの花期〕6月中旬~下旬
山行記録 2022年6月18日(05:50~13:40)
上り(粟ヶ岳中央登山口 05:50 ⇒ 08:00 7合目_粟ヶ岳ヒュッテ)
EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 24mm f11 0.6sec ISO100 PLフィルター
それにしても遠い、遠すぎる。1時間睡眠で運転しても到着時には完全に夜が明けてしまった。けど今日は朝焼けを狙うでもなし、ヒメサユリが撮れればよし。天気が良ければラッキー、一日二山登る予定でもないので急ぐ必要もない。なんて気楽な登山なんだ。
ヒメサユリロード(08:00 7号目 ~ 09:50 山頂)
EOS5DsR+MACRO50mmF2.8 EX DG f8 1/60sec ISO100 PLフィルター
膝と足首に負担をかけぬよう、ゆっくり登って7合目まで。ぼちぼちヒメサユリが現れるかと思ったら、結構な密度でヒメサユリロードが続く。これはまったく想定外だった。数年前に登った浅草岳より凄いかも。このピンクのでっかい花が咲く光景が素晴らしくいい。
EOS5DsR+MACRO50mmF2.8 EX DG f8 1/40sec ISO100 PLフィルター
マクロ撮影でまったく先に進まない。サラサドウダンはほぼほぼ終わりだが、若干残っていた。終わりかけだが、なんとかタニウツギも残っていた。
この時期このエリアの山々はピンクの花々で染まるのか。
粟ヶ岳山頂(09:50 ⇒ 10:40)
EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 24mm f16 1/25sec ISO100 PLフィルター
09:50 粟ヶ岳山頂着。山頂標識は質素。嫌いではない。山頂には、あまり見たことがない立体的な方位盤。他の登山者が「平ヶ岳の頂上がちゃんと平たい」と喜んでいた。
湿度が高い夏日で景色は霞む。遠い山々は見渡せないが、陽ざしがヒメサユリを照らしてくれれば今日はこれで上出来だ。
ヒメサユリロード(山頂 10:40 ⇒ 11:40 7合目_粟ヶ岳ヒュッテ)
EOS5DsR+MACRO50mmF2.8 EX DG トリミング中 f8 1/30sec ISO100 PLフィルター
帰りも反対側からヒメサユリを撮る。蕾もまだたくさんあったので、ギリギリ来週も見れるだろうか。
咲きたての淡いヒメサユリ。花粉があふれている。ハチになりたい。
EOS5DsR+MACRO50mmF2.8 EX DG f8 1/80sec ISO100 PLフィルター
咲きたての美しいヒメサユリを満足撮り尽くした。もうヒメサユリお腹いっぱいかも。
粟ヶ岳ヒュッテの手前は、イワカガミ畑。ここのイワカガミは白色が多かった。
下り(7合目 11:50 ~ 13:40 粟ヶ岳中央登山口)
EOS5DsR+EF100-400mmF4.5-5.6L ISⅡUSM 100mm f16 1/6sec ISO100 PLフィルター
下りをは膝と足首をいたわりながら、丁寧に下る。ブナを仰ぎ見ながら下るのも楽しい。
翌日の御神楽岳への移動の途中で、田んぼに夕日が落ちる。今日は遠路はるばる来てよかった。機会があれば紅葉や厳冬期も訪れたい。