電動アシストMTBのLEVOでロングライドすると、とってもお尻が痛い。サドルを変えればこの痛さは解消するのか...、ということでご多分に漏れず、サドル沼にハマりかけました。
いろいろサドルをとっかえひっかえしていく中で、”ショートサドル”というものがあり、さらには3Dプリント加工で作られた優れたものがあるということを知りました。スペシャライズドのPOWER PRO WITH MIRRORサドル。お値段はとんでもない金額ですが、直感ですが実物見てもなんか良さそう。これでダメだったら致し方なし!という感じで、最後?のサドル交換に臨みました。
サドル交換&軽量化
EPIC EXPERTに標準装備のサドルは、POWER SPORT(steel rails)。重量は244g。乗った感じは悪くなさそうでしたが、POWER PRO WITH MIRRORサドルを購入したので、納車直後ですが交換してしまいます。
POWER PRO WITH MIRRORサドルがよかったので、余ったPOWER SPORTサドルは、LEVOに付け替えて有効活用します。
スプリングセールの30%引きで購入した、POWER PRO WITH MIRRORサドル。完全な穴あきサドルではないですが、真ん中に十分な凹みがあってよさげな感じです。重量は250gの+6gで、誤差の範囲ですが軽量化には至りませんでした。S-WORKSのカーボンレールモデルのPOWER WITH MIRRORサドル(190g)ではないので、重量は重めです。
変更前 | 変更後 | 差分 | |
重量 | 244g | 250g | +6g |
お尻が痛くならずに乗れるかどうかが重要なので、今回の場合、軽量化は二の次です。さほどの重量増にはならないので、これでお尻が痛くならずに乗れるのならばOKでしょう。気持ち的には、少しでも軽量化して欲しかったですが。
レビュー
格子状の質感が特徴的。アジサイに包ませてみました。w
POWER PRO WITH MIRRORサドルのファーストインプレッションは、
腰がありつつなんか柔らかくていいかも、という感じでした。運よくというか特にどこも当たらず、グリップもよく不満は感じられません。快適と言うんでしょうか。
短距離では分からないので、カスイチ(霞ヶ浦一周)のロングライドで試してみました。100km近く走ったので、さすがに少しお尻は痛くなりましたが、十分許容範囲かと思います。さらには富士五湖&フジイチ(富士山一周)で145km走りましたが、少しは痛くなりますが、これまた許容範囲でした。ついにサドル沼から脱出した瞬間が訪れました!
この後ロードバイクも乗るようになってハッキリ理解しましたが、マウンテンバイクはロードバイクと比べると前傾姿勢ではないため、どうしてもサドルに荷重がかかりやすいジオメトリーをそもそもしています。そのマウンテンバイクのロングライドで不満が特に出ないということは、前評判通り、POWER PRO WITH MIRRORサドル自体が非常に快適なサドルであることと、そして自分に合っているのだと思います。
デザインもよく、黒のカーボン基調のEPIC EXPERTにぴったし合います。高かったですが、金額に見合った効果があったと思います。よい買い物でした。大事に使っていこうと思います。