関東・信越

〔100名瀑〕苗名滝 ~日本を代表する屈指の名瀑!魅せられ滝壺まで~

投稿日:2019年8月11日 更新日:

妙高山の惣滝に行くついでに、苗名滝の撮り直しに行ってきました。
日本の滝百選に選定され新潟県を代表する名瀑、苗名滝をご紹介します。

ルート/shibawannkoのワンポイントアドバイス

〔難易度〕 片道1km/標高差50mで15分。混雑時はアリの行列状態になるので20分かかる。
〔駐車場〕 苗名滝無料駐車場
〔所要時間〕1時間
〔撮影適期〕雪解けで流量が多い新緑~夏の時期がお勧め。時間帯は、晴天であれば斜光線の遅い午前中~昼がよい
〔滝壺まで〕右岸左岸ともに、登山装備と経験があれば滝壺まで行ける。景色は観瀑台からでもさほど変わらない。

撮影記 2019年8月11日(13:10~14:40)

EOS5DsR+EF100-400mmF4.5-5.6L ISⅡUSM 135mm f8 1/100sec ISO100 PLフィルター

今日のメインの目的は、いまだ行ったことがない妙高山の山麓にかかる惣滝。
惣滝に行くのであれば、同じ妙高山の南麓にある苗名滝もしっかり撮り直しておきましょう。
苗名滝駐車場に向かうと、駐車場まであと500mの地点から駐車場待ちの渋滞になっている。
さすがに夏のお盆時期、大渋滞しています。

ようやく苗名滝駐車場に到着し、苗名滝へ向かう。
苗名滝への道は、前半は舗装路で階段で標高を上げ、後半は未舗装路の山道。
山道が入るので、ヒールやサンダルでは歩きづらいですが、みなさん観光なのでお構いない様子。
アリの行列状態で、抜かせず前の人についていくだけ。
片道1kmでたいした距離ではないんですが、20分もかかりました。

見えてくる苗名滝は柱状節理の大岸壁と雪解けの大水量が凄まじい。
完全に観光地化され秘境感は失われていますが、滝自体は素晴らしいもの。
日本を代表する屈指の名瀑だと改めて思います。

観瀑台では多くの観光客が滝を見て歓声を上げている。
中には流れを跨いで川の中の大岩の上に立つ者も。
苗名滝は東向きで、ちょうどお昼の斜光線に照らされて輝いている。
水量も多く光線状態もよい最良の条件なので、だんだん滝壺まで行ってみたくなってきた。
左岸(滝に向かって右側)を見ると行けそうなので、滝壺まで行ってみることに。

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 25mm f11 1/40sec ISO100 PLフィルター

大勢の観光客がいる中で滝壺に突っ込んでいくのはなかなか落ち着かない。
登山や沢登り経験がない者が真似をして、怪我をするのも頂けない。
まぁ、自分はサポートタイツに登山靴に、見たまんま完全な山の恰好をしている。
そのような装備(と経験)がない人は立ち入っては危険だ、ということは見て分かってもらえるかな。

大岩を上り下りし、繁茂する草木を掻き分け行けるとこまで行くと、滝壺まで行けました。
短い区間ですが、ルートファインディングは必要です。
谷の斜面のトラバースですが、高巻くことなく水線に近い場所を行きます。
そして濡れて苔が付いている岩や流木は恐ろしく滑るので、登山靴は必須。
サンダルは明らかに不適です。

滝壺は広く、流れ落ちる大量の雪解け水を受け止めていました。
水飛沫が大量に舞い、逆光に照らされているのが幻想的。
近づくと整然と並んだ柱状節理の岸壁が大迫力で迫る。
素晴らしいです、苗名滝。

落ち着いてすべてのカットを漏れなく撮って帰りたい。
のですが、妻を待たせているのと、大勢の観光客に見られていることから全く落ち着かない。
水飛沫が凄いので、レンズに付着する水滴を拭き取るタオルは必須です。
半ば連射で思いつく限りのカットを撮影。
満足しました、苗名滝。

ふと気が付くと対岸の右岸の滝壺にも数名が滝の飛沫を浴びている。
右岸も行けるのか。
右岸からも撮ってみたいですが、時間もないので引き上げることにしました。
帰りもアリの行列に続いて駐車場まで。
短時間で名瀑を見れるので、妙高に来た際には、是非立ち寄られるとよいと思います。

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