山岳その他

≪山岳写真教室≫ 山登りにおけるカメラの耐久性はいかに?~このときカメラは壊れた!~

投稿日:2021年8月25日 更新日:

登山するときに欠かせないのが、その非日常である雄大な山の絶景を記録するカメラです。
shibawannkoにとっても、いわばカメラは欠かすことのできない大事な大事な思い出記憶装置です(笑)。
そんなカメラがどのくらいハードな山登りに耐えうるのか、またはどういう状況下で動かなくなったのかを、事例とともにご紹介します。
山でのカメラの耐久性及び弱点が、みなさんの撮影山行の参考になれば幸いです。

検証前提となるカメラ

現在、山岳写真を撮るために使用しているカメラとレンズは以下になります。

〔カメラ〕Canon_EOS5DsR
〔レンズ〕Canon_EF24-70mmF2.8LⅡUSM 他

カメラもレンズともに、防塵防滴仕様となっています。またハイクラスのモデルであるため剛性もしっかりしており、一眼レフの耐久性としては高いレベルにあると思います。
このモデルを前提として、以下話を進めていきます。

 

厳しい気象条件とカメラの負荷要素

shibawannkoは山岳写真を撮ることが目的で山に登っているため、20年近い山登り経験の中で、一眼レフを山に持って行かなかったことは、捻挫のリハビリ登山のたった1回だけです。それ以外はすべて一眼レフと三脚を持って登っており、さまざまな過酷な状況下でいろいろやらかしてきました。

なにも不具合を起こさなかった場合もあれば、壊れた場合もあります。山での気象条件とカメラに負担のかかる要素別に、実際の事例と合わせてみていきますね。

厳冬期における”超低温”

☞ 摩利支天山に続く稜線は、氷点下16度の爆風ちょい手前状態。こんな状況下でもカメラはちゃんと動いた。

冬山で撮影していて、最も厳しい気象条件のときは、氷点下16度の烈風です。
冬山で「これは寒い!」と思ったときは、今どのくらい自分が限界に近付いているかを確認するため、リュックに着けている温度計を確認しするようにしています。何度も足しげく冬山に通っていますが、氷点下16度は何度かありましたが、幸い氷点下16度を下回るようなときはありませんでした。

氷点下16度にもなると、自分の持ちうる最大の防寒装備(これを”地獄装備”と言う)をもってしても、動かない状況ではギリギリ耐えうる超低温です。これ以上の低温になると、カメラではなくて自分がもたなくなりますね(笑)。

ちなみに氷点下16度を経験した山は以下の冬山です(体感的に同じくらいかもっと寒いときはありましたが、温度計を見損ねました)。
① 北岳 冬季小屋テント泊 ~白峰三山縦走断念しての北岳登頂~
〔100名山〕北岳/間ノ岳/農鳥岳 ~3度目の正直!1泊4日?で白峰三山冬季縦走~
〔200名山〕天狗岳 冬 ~野望潰えて一人ラッセル届かず晴れず~
④ 御嶽山

氷点下10度を下回る極寒時でも、カメラに保温具を付けたりしておらず裸です。
このような超低温下で、「カメラの液晶表示部分が薄くなった後に電源が落ちる」という不具合が2回ほどありました。
電池残量はあるはずなので、「あれっ?」と思って電池を抜き差しすると復活し、その後は支障なく撮影することができました。

氷点下10度を下回るような環境で撮影することは多く、そのうち2回ほど電源が落ちて復活した、という程度なので、冬山に対する耐寒性能としては十分だと言えると思います。

またバッテリーに関しても、「寒いときはバッテリーを保温したり温めるとよい。」とされていますが、このような超低温下でもバッテリーの容量低下をさほど感じるほどではありませんでした。

なので私自身使っていて、「低温に対してカメラもバッテリーもあまり心配するところがない」というのが率直なところです。予備電池さえしっかり用意していれば、大丈夫かと思います。

 

雨の日の”水”と”湿気”

雨による水の浸水これはちょっと注意が必要です。
今どきのハイクラスの一眼レフは、カメラ本体もレンズも防塵防滴仕様となっています。この防滴仕様とはどこまで耐えうるのでしょうか?

shibawannkoは、山装備と撮影機材を徹底的にシンプルにかつ軽量化しているので、カメラ用の備品も最小限にしています(というかほぼない)。そのため、カメラ用の防水カバーやタオルも通常持ち歩いていません。いつも裸です(笑)。
多少の雨でカメラやレンズに水滴がつく程度であれば、防滴仕様の名目のとおり誤作動を起こすことはありません。レンズは、レンズフードを装着していれば、水滴がレンズ前面に付着することをある程度防ぐことができます。

しかし激しい雨の中で長時使用していたときは、誤作動を起こしたことが過去2回あります。

≪事例1≫ 雨の中での長時間の撮影(下の廊下)

☞ 序盤の名所のS字峡。最初は雨の中でも撮れていたのですが...。後半は雨で電源が入らなくなったので撮影できず。雨の中をただただ歩くだけ。

紅葉の下の廊下を撮影しに行った山行2日目。朝方は小雨でしたが昼からは立派な雨に。
雨は降っていますが、下の廊下の紅葉は美しすぎます。ほぼ全域撮影スポットと言っても過言ではないくらいなので、いちいち立ち止まるたびにリュックからカメラを取り出して三脚をセットしている暇はありません。ロングルートでそんなことをしていたら、帰りのトロリーバスに乗り損ねてしまいます(笑)。

そのため雨の中、カメラをセットした三脚を手に持った状態で歩き続けていました。
しばらくは濡れていても普通に撮影できていましたが、そのうちシャッターが切れなくなります。電池を抜き挿ししてみても回復しません。そのうち電源も入らなくなりました。
おそらく、シャッターや設定ボタン類の押し込み時に、防滴仕様とはいえ水が内部に入り込んでしまったのでしょう。

撮りたいものが目の前にあっても、カメラがシャッターを切れなければどうしようもありません。なすすべなしです。下の廊下の後半は、撮影もできないので、綺麗に紅葉した葉っぱを集めながら帰りました。

帰宅後、カメラを乾燥室でしっかり乾燥させたら、何事もなかったように正常に動作するようになりました。
この山行により、防滴仕様は文字通りの「防滴」であって「防水使用じゃないんだよ」ということを学びました。防滴仕様の過信と拡大解釈はなりませぬ。

≪事例2≫ 稜線の豪雨の中での撮影(青海黒姫山)

☞ 山頂に達する直前は、夏の夕立。バケツをひっくり返したような集中豪雨でした。シャッターは切れましたがバックモニターが映らず。

ようやく稜線に達しようとするところ、夏の夕立による集中豪雨。バケツをひっくり返したような雨で、一瞬にして濡れネズミ状態。袖口から侵入した雨は、ゴアテックスの雨具の肘の部分で湖を作るくらいでした。

記録を作りたいので、雨でも山頂景色はなんとしても撮らねばなりません。雨に霞んだ大した光景でもないので、スマホで簡単に撮ろうとしましたが、湿気でスマホが誤作動して撮れない始末。仕方がないので、土砂降りの雨の中、生きている一眼レフを取り出して何とか撮影。

山頂に達しすると、思いもせず積乱雲が湧きたつスペクタクルな景色が展開し始めます。興奮しながら撮ろうとすると...、バックモニターが映らない。そしてときどき液晶も消える...。
おそらく、先のバケツをひっくり返した豪雨のとき、カメラずぶ濡れ状態でシャッターを何コマか押し込んだので、内部に水が浸入したのでしょう。
バックモニターで明るさが確認できないので、適正露出なのかどうなのかが分かりません。幸いにもシャッターは切れるので、間違いがないように、適正露出付近で何枚も撮って対応しました。

山頂に長時間居座っていたので、湿度100%のムレムレ状態がスカっと涼しい状況に変わり、全身濡れていたものが乾きはじめます。そのうちときどきはバックモニターが回復し始めます。
雨の中でのカメラの不具合は、下の廊下のこともあり2回目だったので、特段慌てることもなかったです。シャッター切れるだけましかな、って感じで。
前回と同じように、下山後に車の中で乾燥させた後は、何もなかったように正常に動作するようになりました。

雨に対しては

カメラとレンズの防滴仕様は、厳しい気象条件の中で撮影を行う山岳写真にあって、本当にありがたいものです。
ですがあくまで「防滴仕様」なので、上記の雨の不具合事例からしても、「雨が降りしきる中での(長時間)使用」は防滴仕様の範囲外だと言えます。

もう少し具体的に言えば、カメラにちょっと水滴がついている程度ではなく、カメラがしっかり濡れるような状況での使用はやめた方がよいです。そのような状況でシャッターや設定ボタン類を押し込んだ場合に、内部に水が浸入して不具合が生じるからです。

このように不用意に雨の中で使用すると、山の絶景を写真に収めることができなくなってしまいます。
防塵防滴を備えたハイクラスの一眼レフであっても、雨の日の使用はちょっと注意が必要と言えます。

湿気に対しては

雨が降った日は湿気も凄いことになります。その湿気によってレンズが結露し、撮影に支障が出ます。

レンズ前面に付けている保護フィルターだけが結露するときもあれば、保護フィルター下のレンズ本体の前面が結露するときもあります。この場合は、乾いているタオルで曇りを拭き取れば、撮影は可能になります。

しかし湿気がひどい場合は、レンズ内部から結露します。その場合はレンズ内部を拭き取ることができないので、結露が自然に解消するまで待つしかありません。
いずれは結露がとれて撮影可能になりますが、曇りが取れるまで一時的には撮影ができなくなります。shibawannkoも何度かレンズ内部から曇らせたことがありますが、そのときの湿気等の状況によりますが、結構時間かかったりします。

レンズが結露する状況として、①夏の雨後の湿度が高いときや、②雨に限らずとも外気温が低い屋外から気温の高い室内に入れた場合です。
①の場合はもはや回避不能の場合が多いですが、②は注意すれば回避することができます。
特に寒い屋外でキンキンに冷やされたカメラとレンズを、暖房の入った暖かい山小屋や車中に入れたときに結露します。カメラだけ外に置くわけにはいかないので持ち込まざる得ない状況ですが、冷えているカメラとレンズを衣類等でくるんだうえリュックの中に閉じ込めておき、急激な温度変化をさせないようにすれば、レンズ内の結露を防止することができます。

また、レンズ内の結露は撮影に支障が出るだけでなくカビの原因になります。まずは結露させないことが重要ですが、結露させてしまった場合は、防湿庫に入れて早めに乾燥させましょう。

積雪期における”雪”

☞ GWでも降雪直後で大量の雪をまとう槍穂高。カメラが雪に対して弱いというところは特にない。

雪に対して一眼レフの耐性はどうでしょうか。はっきり言って、特段問題ありません。
少なくとも雨ほどのリスクはありませんね。

強いて言うならば、自分の吐いた息によって、ファインダーやバックモニターが凍り付いて見えなくなる、といったところでしょうか。
そうした場合でもグローブの指先でグリグリすれば氷は落ちるので、雪によって撮影できなくなるという状況はまず起きないと思います。

 

強風時における”落下”など

「風」、これは程度によって「強風」、「烈風」、「暴風」、「爆風」と表現されたりします。
どの表現が程度として強いのかは、shibawannkoは勝手に「強風<烈風<暴風<爆風」と理解しています(笑)。

強風は、はっきり言ってリスクが高いです。高すぎますね!!
強風によるリスクは、なにもカメラに対してだけではありません。風に煽られての転倒や転落等、自分自身が危険にさらされます。

それでは強風時に起こったshibawannkoのカメラの受難事例を2つ紹介していきます。

≪事例1≫ 爆風でレンズ落下(宮之浦岳)

☞ 写真で見る限り快晴ですが、稜線は身が飛ぶくらいの断続的な爆風が吹き荒れてました。こんなときにレンズ交換をすると...。

「ひと月に35日雨が降る」と言われている屋久島。ここまで来るからには、なんとしてでも晴れた宮之浦岳を撮りたい!屋久島に辿り着く日を確実なる晴天に当てるべく、遠征中に微妙に日程調整をしながら満を持して屋久島に到着します。
狙った通り、宮之浦岳の山頂は快晴!だけれど、風を遮ることができない山頂や稜線は、人が立っていることもできないくらいの爆風が絶えず吹き荒れている状態でした。

そんな中、1カットも撮り逃すまいとレンズ交換をしていると、手にしていたレンズが爆風で煽られて手からもれて岩に落下。ちょうど岩の尖った部分がズームリングに当たったようで、ズームリングが変形してズームはできるけれど非常に渋い感じになってしまいました...(涙)。

相当気を付けていたのですが、それでも落としてしまった...、って感じです。不注意と言えば不注意なのかもしれませんが、防ぎきれなかったとも思えます。
爆風時は何が起こるか分からないので、極力何かを引き起こすようなアクションは控えた方がよい、ということを教訓として学んだ山行でした。

その後の遠征中は、なんとか力任せにズームさせて撮り続けました。
不注意一発の代償は、修理代2万円也。レンズの構造はいたってシンプルなので、前面の球面ガラスさえ傷つけなければ修理代も高くはならず何とかなる、ということもこの件で分かりましたね。

≪事例2≫ 爆風でリュック消失(白馬岳)

☞ 爆風下では何が起こるか分かりません。なにもかも飛んで行ってしまいましたよ。この写真の代償は...。

この事例は、”カメラがどうこう”と言うよりは、遭難にまでには至りませんでしたが、もう別次元でやってしまった話です。

狙った通りの降雪直後の白馬岳の朝焼けを撮れて、後は白馬岳の登頂を果たすだけでした。気が緩んで雑になっていたのでしょうか。
望遠レンズやピッケル、アイゼン、食料、水筒等の山装備をしこたま入れた55リットルの重量級のリュックを、撮影中雪面に置いていました。それが目を離したすきに「ボフっ」という音ともに瞬間的に谷底に飛んでいったのです。振り返ったときにはリュックはなく、視界の片隅の空中に黒いものが一瞬見えた気がするくらいの瞬間の出来事でした。

明け方は烈風だったのですが、なんとか撮影できるほどの風でした。それからほどなくしてさらに風が強まり、暴風だけれど行動を停止するかどうかのギリギリの状況の中、一瞬だけ爆風が混じったときでした。その一瞬の爆風に、飛んでいくとは想像だにしない重量級のリュックが持っていかれちゃったんですね。

不注意一発。不運なのは、購入したばかりの新型の望遠レンズ(70-200mmF4)もリュックに入れていたので、一緒にもっていかれてしまったのが痛かったです(15万円)。被害総額は総額20万円後半也。shibawannkoの”山でやらかしてしまったワースト3”に入る事件でした。今となっては、山にゴミを増やしてしまって申し訳ありません、という感じです。
リュックを失って、この後どうリカバーしたのかが気になる方は、よければ、白馬岳の山行記録もご覧くださいね。

またここでは事例紹介しませんが、この2例以外でも、座布団やカメラカバー、レンズキャップ等、冬の暴風でいろいろ飛ばしてしまいました。

”爆風”、リスク高すぎです。ときにはちっぽけな人間が対応できる範疇を超えます。間が抗うことができない自然の猛威です。
しょせん人間の力なんて自然の力に及ばないということを忘れずに、自然に対して謙虚に慎重に行動すべきだと思います。

 

うっかりさんとカメラ損壊

気象条件ではありませんが、人間側の不注意によってもカメラは壊れます。どちらかと言えば、厳しい気象条件よりも不注意によるカメラ・レンズの損壊の方が多いのではないでしょうか。

落下

不注意によるカメラ落下。
実はこれが山でカメラを壊すケースとして圧倒的に多いのではないでしょうか。

カメラとレンズは非常に高額なもの。気を付けていても気を付けていても、それでもやってしまうのが”The 落下”。
shibawannkoも、厳しい山登りのフィールドであっても大事に大事にカメラを使っていますが、それでも何度もやってしまいます。そのうち、”カメラはいずれ着地するものだ”とも思えてきました(笑)。

剛性が高いハイクラスの一眼レフであっても、落としどころによっては撮影不能な状態まで壊れます。
事例が多いので、カメラの機種と落とした状況にかかわらず挙げると、記憶にある限りこんな感じです。これ以外でも落下させたことはありますが、幸いにもしたが柔らかい土や落ち葉だったりして、何も傷つかなかったこともあります。

☑ カメラ+三脚ごと倒す ⇒ カメラバックの接続不良(MAMIYA645)/無修理
☑ 岩の上に落下 ⇒ ファインダーのガラス割れ(MAMIYA67)/無修理
☑ カメラ+三脚歩行時に落下 ⇒ ボディ割れ(EOS5D MarkⅡ)/無修理
☑ 爆風でレンズ落下 ⇒ レンズのズームリング変形(EOSD5sR+24-70mmF2.8)/修理代2万
☑ カメラ+一脚ごと落下 ⇒ レンズ損壊+マウントもげ(EOSD5sR+24-70mmF2.8)/修理代10万
☑ カメラ+三脚歩行時に落下 ⇒ ズーム破損+解像度低下(EOSD5sR+24-70mmF2.8)/修理代3万

もうやっちまうのは、致し方ないところもあるかと...。ましてや慌ただしく状況も変化する山岳フィールド。
山では怪我なく無事に下山することがまず大事。カメラを落としたとしてもあまり凹まないで、「自分の身代わり地蔵になってくれた」とでも思いましょう。

それにしても、修理代はそこそこかかります。1つ重要なポイントは、レンズにレンズフードを常につけておくことです。
うっかりカメラを落とした場合に、レンズ前面についているレンズフードから地面に落ちて、レンズフードがレンズやカメラ本体が壊れることを回避してくれることが多いからです。上記の落下事例でも、レンズフードのおかげで結構助かっているところがあります。

 

水没

☞ 沢登り中に出会う滝々も魅力的な被写体です(常布の滝)。さすがにまだカメラを水没させたことはありません。

一番考えられる状況としては、沢登り中に水に浸かった、という状況でしょうか。

shibawannkoも稀に沢登りに行きますが、沢登り中に出てくる滝を綺麗に撮るために、沢登りであっても一眼レフと三脚は必ず持っていきます。
幸いなことに、一度も水没させたことはないので、水没させたらどうなるのか?という実際の事例に基づいての報告はできません。
が、普通に壊れるでしょうね...(笑)。雨の浸水でさえ、撮れなくなることがあるので。
勝手な想像ですが、水没させても電源を抜いて乾かせば、使えるようになるような気がします。

もし万が一水没させるようなことが起きれば、またレポートしたいと思います。
上の写真は、沢登りではありませんが、激しい藪漕ぎ山行で辿り着いた、日本の滝百選の常布の滝です。

 

いずれは寿命が来ます

☞ 山頂まで登って気付きました。なんで山に登る前からカメラが壊れていることに気付かないんでしょうかね?

どんなに大事に使っていても、機械である限りいずれは寿命が来ます。カメラもその例外ではありません。
そのタイミングは、なにも落として衝撃を加えた瞬間とは限りません。気づくとある日突然その日は来ます

shibawannkoの経験上、落下による衝撃以外でカメラが壊れたことは20年にわたる写真ライフの中で2回あります。思い返すと「たった2回か」という感じはしますが、この2回以外でカメラが壊れた他の要因がすべて”落下による衝撃”なので、どれだけカメラを落とすんでしょう...、といった感じですね(笑)。

落下以外によるカメラが壊れた要因は、シャッターユニットの故障です。前のカメラのEOS5DmarkⅡも今のカメラのEOS5DsRと、1回ずつシャッターユニットを交換しました。
ちなみに修理代は諸々含めてこのくらいかかりました。

☞ いずれは寿命を迎えます。それにしても、修理代は高くつきました...。

今のカメラのEOS5DsRの場合は、購入して6年経過時に、シャッターユニットが故障しました。修理センターに持ち込むと、「カメラの使用頻度が高く、ショット数がメカ機構部品の交換基準に達している」とのことでした。ここまでいくと、”故障”というよりは”重要部品の寿命が来た”と表現した方が正しいでしょう。

このようにいずれは寿命を迎え、撮影ができなくなるときが来ます。
しかしカメラが壊れていることに山に入ってから気付くのはちょっと遅いでしょうね。二度目のシャッターユニット故障のときは、なんと爺ヶ岳の山頂まで登ってから、「これから素晴らしい朝焼け雲海を撮るぞ~!」と瞬間になって、カメラが壊れていることに気付きました。
そのとき、素直にこう思いましたよ。

なんで山に登る前からカメラが壊れていることに気付かないんでしょうかね?

直前の山行終了のときまでちゃんと撮れていたので、よもやカメラが壊れているなんて微塵も考えていませんでした。油断と言えば油断ですが、仕方がないと言えば仕方がないとも思えます。
こんなこともあるので、山に出かける前には、1枚くらい撮れるかどうか確かめてもよいかもしれませんね。

ちなみにこのときの山行は、鹿島槍ヶ岳の撮り直しでナイトハイクまでして登っていましたが、爺ヶ岳山頂でカメラが壊れていることに気付いたので、即下山しました(笑)。
〔三百名山〕爺ヶ岳_夏 ~またまた鹿島槍まで届かず!カメラがぶっ壊れていた惨敗山行~

 

終わりに

shibawannkoが山で経験した厳しい気象条件下で、カメラがアウトだったのか、セーフだったのかを事例とともに紹介してきました。参考になりましたでしょうか。
一眼レフカメラであれば、多かれ少なかれ、このくらいの耐性かと思います。

気になっているのは、そろそろ次世代の高画素機が出たらshibawannkoも買い替えたいなぁ~、と思っている、ミラーレス一眼の耐久性です。ミラー機構という機械装置がなくなっただけなので、耐久性はさほど変わらないとは思いますが、使うようになったらまた更新していきたいと思います。

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