北海道

〔200名山〕芦別岳 ~ヒグマに怯えながらの新道コーススピードハイク~

投稿日:2015年6月28日 更新日:

過去2回の遠征で道内の100名山を登りつくした北海道。
200名山と300名山を登るために訪れた、今回3回目となる北海道遠征。
遠征初日は、フェリーから下りてすぐに芦別岳からスタート。
ヒグマがうようよ徘徊する?初夏の芦別岳をご紹介します。

shibawannkoのワンポイントアドバイス

〔難易度〕 ①CT7時間②13.5km③標高差1,400mと、そりなりの登山になる。体力のある人は短縮化。
〔危険箇所〕特になし。怖いのはヒグマだけ。鈴と笛必携。
〔駐車場〕 新道登山口駐車場(無料)
〔展望場所〕芦別岳山頂

山行記録 2015年6月28日

上り(新道登山口 06:30 ~ 08:30 芦別岳山頂)

EOS5D MarkⅡ+EF24-105mmF4L IS USM 28mm f16 1/20sec ISO200 PLフィルター

北海道フェリーで苫小牧に上陸・移動して、早朝に芦別岳の登山口へ到着。
天気予報では晴れの予報が上空はドス曇りで残念な天気。
う~~~ん、初日から天気が外れると厳しいものがある。

ここまで来てしまったものは仕方がない。
予定通りスピード登山で、芦別岳から登ることにしました。
悪天候でフェリーが揺れに揺れ、私と妻ともども船酔いでゲ〇吐きまくって体調最悪。
船酔いがあれほど耐えられないものとは初めて知りました。そして胃液が黄色いことも。
妻は体調が戻らず、車でお留守番になりました。

芦別岳は新道コースのピストンで、特別危険地帯はない。
怖いのはもちろんヒグマ。
特にこの早朝の薄暗い中、クマに出くわす可能性が高い時間帯に1人で登り始めるとは、恐ろしすぎる。

用意した可愛い熊鈴をチリンチリン手動で鳴らしながら、その合間に笛を吹きまくってヒグマを撃退しながら登る。
07:10 中腹の熊ノ沼まで登ると、特に注意をしなければならないヒグマゾーンに突入する。
覚悟を決めて先に進みます。
ヒグマ発生地帯は意外にもイメージしていた森の中ではなく、山頂下の長い草が生えている草原地帯でした。
へぇ~~、こんなところにヒグマがいるんだ~。

あながち間違いではなさそうで、ここまでで驚くばかりの大きさのヒグマの真っ黒い糞を6回も見かける。
それもすべて登山道上だけで見たもので、ほとんどが瑞々しくフレッシュなものでした。
遭遇率の高い早朝のグマがうようよ徘徊している中、鈴と笛でヒグマをどかしながら登ってきたということでしょう。
あんな巨大な生物が自分の周りに確実にいると思うと、恐ろしすぎる。

雲峰山から振り返ると、屏風岩が突出するのが見え、展望が広がる。
雲峰山からは巨大な芦別岳の山頂が見え、登山道が山頂までつづら折りに続くのが見える。
あともう少しだ。

芦別岳山頂(芦別岳山頂 09:20 ~ 11:00 新道登山口)

EOS5D MarkⅡ+EF24-105mmF4L IS USM 28mm f16 1/30sec ISO200 PLフィルター

09:20 芦別岳山頂着。
恐れおののきながら笛をピーピー鳴らしながら、ヒグマ危険地帯の草原地帯を素早く通過すると、すぐに山頂。
見晴らしの良い山頂までは、さすがにヒグマは追っかけてこないでしょう。
登頂した喜びというよりも、とりあえず片道だけはヒグマに会わないで済んだ、という安心感の方が大きかった。

山頂からは360度の展望が広がります。
山頂からは雲峰山と屏風岩が遥か下に見える。南斜面の草原が気持ちよさそう。
北側には、旧道の険しい北尾根が続き、深く険しい本谷が切れ込む。
むこうの旧道コースは大変で時間もかかるので、今回は周遊せずに最短の新道コースをピストンします。
南側には、雪渓が僅かに残るぽっちゃりと特徴的なポントナシベツ岳の向こうに夕張岳が重なる。
広がる広い広い夕張山地の光景がいいですね~。普段見慣れない分だけ新鮮です。
そして山頂で粘っていると、どんよりした曇り空からは部分部分太陽が顔を見せ、一瞬だけ日が差してくれた。
日がさせば色味も付いて、それなりの絵にすることはできます。

しばらく山頂からの景色を撮っていると、たたましく笛が吹き鳴らされるのが聞こえる。
どうやら次の登山者が登ってきたようだ。
ヒグマが怖くて笛を吹き続ける気持ち、よく分かります(笑)。

09:20 登ってきた登山者と「ヒグマ怖いっすねぇ~。」とか安堵の会話を交わして下山開始。
下りも当然ヒグマが怖いので、笛と鈴をかき鳴らしながら走り下って駐車場着。
駐車場に戻ると、船酔いにやられてグロッキーになっていた妻は、まだまだ回復していなかった。

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