山岳その他

山登りでパンク!さぁ困った... ~林道でパンクを回避するためには/パンク事件簿~

投稿日:2021年8月16日 更新日:

山登りに行って、未舗装の林道走行でパンクしてしまった!という経験はありませんか?
もしくはパンクをしたことはないけれど、林道をたまに走ることがあるのでパンクがは怖い、という方もいらっしゃるかと思います。
shibawannkoも山登りでガンガン未舗装の林道を走ります。毎回気を付けてはいますが、気が付くともう4回も山でパンクさせていました。
本当に何回パンクさせれば気が済むのでしょうね...(笑)。

そこで『shibawannkoのパンク事件簿』として、どういう状況でパンクに至って、どうのように対処して切り抜けたのか、という状況を纏めてみました。他山の石として、みなさんの楽しい山登りの参考になれば幸いです。

shibawannkoの山でのパンク事件簿

パンク1回目 荒川岳~赤石岳~聖岳~茶臼岳/畑薙湖へ続く県道60号線


☞ 初めて進出した南アルプス深南部の縦走は大成功だったのですが。下山後の解放感に任せてスピードを出したら大変なことに...。

〔状況〕
記念すべき1回目の車でのパンク事件。7月の海の日を利用した4連休で、荒川岳~赤石岳~聖岳~茶臼岳と、南アルプス深南部の大縦走を終えて、充実感いっぱいに下山。下山直後の運転はなぜかスピードを出したくなってしまうんですよね。今まで徒歩で歩いていた後での車の速度感がたまらないのでしょうか。畑薙湖から車で帰宅する県道60号線で、それは起こりました。

県道60号線は、特段未舗装路ではない普通の舗装路ですが、ルート全般を通して落石が多いルートです。下山後の充実感に任せて調子に乗ってスピードを出していると、左カーブから脱出しようとするときに、道路左側に平べったいおおきな落石が落ちていました。スピードをかなり出していたので、回避できずに左前輪で引っかけた!と思った瞬間、左後輪にボンっ!という強い衝撃を感じます。ああ、ヤバイ!と思った2~3秒後に、プシュ~...、という音ともに左後輪にだるさを感じ、車から降りてみてみると、左後輪の側面がパックリ裂けていました。
左前輪で引っかけた鋭利で平べったい落石が、左後輪の側面にヒットしてのバーストでした。

〔対応〕
パッと目にも修理不能な状態。携帯電話を見るも圏外だったので、携帯電話が通じる近くのキャンプ場までパンク状態で走行しました。それ以前にバイクで8回パンクを経験してきましたが、新車を購入してから車で初めてのパンクです。
どうしてよいやらパニック状態で、とりあえずJAFに電話します。親切に対応してくれるJAFからの案内は、「2時間ほど待っていてください」とのこと。そりゃそうですよね...、こんな街中から激しい峠道を60kmくらい走ってようやくたどり着く山中だから、そのくらいかかりますよね。

道路脇に駐車しておくのも走行の邪魔になるので、キャンプ場のご主人に許可を得て、キャンプ場の駐車場に止めさせてもらうこと。キャンプ場のご主人に「JAFを呼んだから」と話をすると、「俺だったらスペアタイヤに交換してあげられるけれどね。」と窮地の打開策を教えてくれました。
呼んでおいたJAFを丁重に断って、スペアタイヤへの交換に入ります。このときはパニくっていて、自分でスペアタイヤに交換するという頭がなかったんですね。もっと言うと、今となればお恥ずかしい限りですが、自分の車がスペアタイヤを積んでいるという認識すらなかったのです...。

そこからは炎天下の中、強面のあんちゃんのようなご主人の指導に従って、生まれて初めてのタイヤ交換。ご主人の荒々しいながら優しく適切な指導のおかげでそつなくタイヤ交換は終了。
キャンプ場のご主人にお礼をといくらかお出ししましたが、「そんなものはよい。」と受け取ってはくれませんでした。
炎天下の中、敷地をお借りした上、ずぶの素人にタイヤ交換までご指導頂き、キャンプ場のご主人には本当に感謝するしかありません。_(._.)_

スペアタイヤに交換後、200km運転して自宅に帰宅しました。連休で東名高速の渋滞に巻き込まれないように急いで早い時間に下山したにもかかわらず、パンク騒動で時間がかかり、しっかりと連休の東名大渋滞に引っかかったというおまけつきでした。

〔反省点〕
コーナー中にある落石をかわせないほどのスピードの出しすぎでした。コーナー中で70~80km/hくらい出していたと思います。何かあったときに取り返しがつかないのがスピード登山後の運転は、スピードの出しすぎに注意しましょう

 

パンク2回目 光岳/易老度に続く林道赤石線


☞ 登山前はタイヤは無事だったのですが、まさか戻ってきたらパンクしているとは微塵も思いもせず。連日の夏山登山により疲労困憊で、しかもジャッキアップを失敗して車体まで傷つけるとは...。ショックは非常デカかったです。

〔状況〕
遠征3日目は光岳登頂を目指していました。登山口となる易老度までの林道明石線は、易老度の手前6kmのところで通行止めの看板が立っていました。ええっ!?
6km余分に歩くとなると、片道で1時間30分、往復で3時間のプラス。ただでさえロングルートの光岳にプラス12kmの3時間は辛すぎる。ないっしょ...。
遠征初日は千畳敷~空木岳まで縦走しての16時間山行、遠征2日目は塩見岳日帰りでこれまた15時間山行。遠征3日目にしてほとほと疲れ切っているので「なんとか短くしたい!」という心境でした。

林道は看板こそ立っていましたが封鎖されているわけではなかったので、看板の横を通って、車で行けるところまで詰めてみることにします。林道は大雨後で落石があちこちに散乱して荒れて中います。後ろから来た後続車も自分が行ったので勢いよく付いてくる状況でした。
尖った石や落石でいとも簡単にパンクしてしまうとはその時はつゆ知らず、後ろから後続車が来たこともあり、勢いよく林道を走っていると、「プスッ」という小さな感触が右前輪から伝わってきました
あれ、まずったかな...?と思ったけれど、特段何もなく走れたので、登山口から2kmくらいまで詰めたところで、沢筋からの土砂崩れにより通行不能に。近くに駐車スペースがあったため、駐車して光岳登山開始。

登山口まで2kmの歩きが加わったことによりコースタイムも追加され、うだるような猛暑の中、登山を終えて車に戻ったのは15時間後の20時30分。車を見たら異変が、、、。なんと、行きでプスっとした右前輪がパンクしていました。

〔対応〕
こんな南アルプス最深部の中、携帯電話が通じるわけががありません。まだまだ暑い夏の夜の中、ジャッキアップして2回目となるタイヤ交換を開始。
ところが、いくらジャッキアップしようとしてもなかなか車体が持ち上がってきません。そのままムキになってジャッキアップをしようとすると、なんと車体の方が歪んできたではありませんか!パンク2回目にしてもパニくっていたのでしょう。ジャッキをかける部分ではない強度の弱い箇所にジャッキをかけてしまったため、ジャッキアップにより荷重のかかった車体が歪んでしまったのでした。
連日の真夏の登山の中、15時間にも及ぶ灼熱の光岳登山を終えた後のタイヤ交換は本当に過酷でした。しかもパンクだけでなくボディまで損傷してしまって、がっくりですね。

その日の夜は力尽きて、国道わきのスペースに駐車し、パンクしたタイヤを車外に出したまま、車内で寝てしまいました。
翌日の遠征4日目は予定通り、スペアタイヤのまま恵那山へ。恵那山を登頂・下山後、スペアタイヤで300km走行して自宅まで帰りました

〔反省点〕
細かな落石の破片が散乱しているような路面で(大きな落石は特別なかった)、スピードを落とさず走っていたのが要因です。このパンクで、石の大小にかかわらず、小さい石でも尖っている石をスピードを落とさずに踏めばいとも簡単にパンクする、ということを学びました。
特に落石には注意することもですね。

スペアタイヤがあったからこそ、林道から脱出して、翌日から遠征を続けられましたが、スペアタイヤを積んでいなければいったいどうなっていたでしょう?間違いなく当日中には復帰不可能な状況だったでしょう。
真夏のロングルートを終えて汗かきまくって疲労困憊。そのうえ日帰り登山なので食料は食べ尽くして食べるものもない状況です。残っていた水は、スペアタイヤ交換のときに飲みつくしてしまいました。
国道152号線までは16km以上の距離がありますから、歩いていける距離ではありません。たとえ国道に辿り着いたとしても、携帯電話が通じる保証はありません。山を無事に下山したとしても絶体絶命です。
ホイールが損傷するかもしれないことを覚悟して、パンクしたタイヤで16km以上の林道を走って国道まで戻るか、翌日来るかどうか分からない登山者(の下山後)にJAFを呼んでもらうくらいしかできないでしょうか。

このパンクの件があったため、その後の二代目の車も、標準装備のパンク修理キットから、オプションでスペアタイヤの装備に交換してもらいました。

 

パンク3回目 帝釈山/馬坂林道(川俣から馬坂峠へ)


☞ そもそも通るルートが大誤りでした...。急がば回れです。

〔状況〕
帝釈山の馬坂峠登山口へは、通常は桧枝岐側からアプローチをするところ、奥鬼怒の温泉に入る関係で逆側の川俣にいました。。地図を見ると馬坂林道が馬坂峠登山口まで繋がっているらしく行けそうに見えました。
大きく反対側の桧枝岐側へ迂回するのは大変なので、そのまま川俣側から馬坂林道を突っ込んで帝釈山へアプローチすることにしました。

この判断が完全にミスジャッジでした。馬坂林道の川俣側は大きな石が累々と積み重なった路面のうえ、かなりの急斜面で距離も13kmあります。突っ込んでみると、本当にこの車でこの林道を登り切れるのか?と思うような林道でした。
日が落ちた中、パンクしないように非常にゆっくりな速度で進んでも、ボコボコで車体と体が大きく揺れる始末。同乗者のshibawanwanは引きつってもう無言状態...。写真が残っていないので記憶だけになってしまいますが、本当に車で登る林道ではありませんでした

なんとか馬坂峠登山口まで辿り着けたので、翌日の帝釈山登山に向けて車中で仮眠。翌朝起きると、なんだか車体が傾いているような...。車を確認すると、右前輪がパンクしていました。
驚いたことに、バンパーとかは傷がないのですが、ナンバープレートがへしゃいで45度くらい折れ曲がっていました。落石とか当たった記憶はなかったのですが...、どれだけ激しい林道だったのでしょう。

もうパンクも3回目で慣れてきたので、特段パニくって慌てることはありませんでした。最短距離で帝釈山をピストンした後、すぐにスペアタイヤに交換。
下山後は、本来の桧枝岐側の林道を通って320kmスペアタイヤで走行し、自宅まで戻りました。ちなみに、馬坂林道の桧枝岐側は、何の問題ものないと言っていいほどの、とっても走りやすい林道でした。

〔反省点〕
スピードは十分に落として走行していたので、このパンクは回避できなかったと思われます。強いて言いうのならば「未舗装路は通常普通車で走行するものではない」という当たり前のことを今一度認識することでしょうか。
ましてや誰も通らない荒れた林道に突っ込むことは参事を招くので、極力通るべきではありません。

今回も前回の光岳登山と同じく、林道走行中にすぐにはパンクせず時間が経過したのちにパンクしたというケースです。もしこれが林道走行中にパンクしたとしたらどうなっていたでしょうか?
馬坂林道の川俣側は、傾斜が急で大きな石が積み重なっている路面です。とてもジャッキアップできるような適当な場所はなかったと思います。ただでさえスペアタイヤへの交換は重労働なのに、ジャッキアップも困難な場所でパンクしたら...。今回も「もしも」を考えると恐ろしいケースでした。

 

パンク4回目 平川不動の滝


☞ おまけのおまけで寄ってみた小滝でパンクするとは。行かなければよかったのかも...。油断一発、高くついてしまいました。

〔場所〕
登山ではないですが滝巡りをしていて、人もなかなかな行かないような、群馬県の平川にある平川不動滝を目指していました。
そこに至る林道は舗装路でしたが車の通った気配はなく、路面には斜面から崩れてきた落石がパラパラ散らばっているような状況でした。なんとか落石をかわしながら運転していましたが、カーブ中にあったほんの小さな小石をかわしきれずに、スピードはそれほど出してはいませんでしたが、十分に落としきれないような速度でその小石を踏みました。踏んだ瞬間、「プンっ」という可愛らしい?小さな感触はありましたね(笑)。

やばっ!と内心思ったものの、何ともなかったので、そのまま不動滝へ到着。滝撮影をして20分くらい走ったころで、例の重た~い嫌な走行感覚に襲われます。ちょうど近くを通りかかった、吹き割れの滝の駐車場に止めてみると、左後輪がパンクしていました。

〔対処〕
吹き割れの滝も寄る予定だったので、そのまま吹割の滝を撮影し、戻ってきてからタイヤ交換。このときには、夏タイヤとスタッドレスタイヤの交換を自分でやるようになっていたので、タイヤ1本くらいの交換は慣れたものとなっていました。観光地の駐車場でちゃちゃっとタイヤ交換して、200kmスペアタイヤで走行して自宅まで帰りました

パンク2~4回目からして、走行中すぐにはパンクせず少し後に空気が抜けるケースが多いです。このことが分かってきたので、林道走行後は、山に登っている最中でも「下山したらタイヤパンクしてたりしないよね?」とかとかヒヤヒヤものになりました(笑)。

〔反省点〕
石の大小にかかわらず、落石等の鋭利な石には気を付けなければいけないことを十分わかっていましたが、やはり少しスピードが出ていたのは事実です。もし小石を踏んだとしてももっと十分にスピードを落としていたとすれば、パンクまで至らなかったかもしれません。早く目的地に着きたい、という油断でした。

 

林道でパンクを回避するために注意すること

尖った石、大きな石を踏まないこと!


☞ うわっ、もうボッコボコ!焦らず慎重に尖った石を回避しながら進みましょう。登山は林道を抜けるまで終わっていません。

未舗装林道でパンクする最大の要因は、鋭利な石を踏むことによります。
ダート走行時に、大きな石は目立つしヒットするとダメージ大なので当然注意して避けますが、パンクさせる石はなにも大きな石とは限りません非常に小さな石でも鋭く尖っていれば、パンクさせるに十分なのです。

なのでパンクを避けるためには、走行路を注視して尖っている石を極力避けて走ることが必要です。shibawannkoは、ダート走行時は眼鏡をかけてよく見えるようにし、目をかっ開いて、尖った石はすべて回避する勢いで運転しています(笑)。shibawannkoの4回のパンクの中で、大きな石でパンクしたのが1回小さな石または気付かないうちにパンクしていたのが3回ですので、石の大小はあまり関係ないことがお分かりいただけるかと思います。

中でも絶対に回避しなければいけない石があります。落石です。林道の走行路上にある石は、踏まれたりしてある程度角が削られていると期待されますが、斜面や沢筋から落石してきたばかりの石は角が尖った石が多いです。こいつを勢いよく踏むとパンクするリスクが非常に高いので、こいつだけは何が何でも避けるようにしましょう!4回のパンクの中で、落石によると思われるものは3回です。まったく相当な威力ですよね...(笑)。
特に雨後は落石が多いので、注意が必要です。

 

スピードを十分に落とすこと!


☞ 無残にもペッシャンコです。スピードをもう少し落としていれば、尖った小石をかわせたかもしれないのに...。不注意でした。

尖った石を踏まない!と言っても、どんなに注意していたとしても、尖っている石をすべて回避することはできません。そのときにパンクするかしないかの分かれ道が、”どれだけスピードが出ていたか”ということです。

尖った石を踏んだとしても、時速10km/h以下の止まりそうな速度で通過すればパンクするリスクは低くなります。これを調子に乗って時速20km/hくらいで快適に通り過ぎると、ブスッ!っとタイヤに刺さってしまうのです。shibawannkoの経験からも、パンクしたときはいずれも油断してちょっとスピード出しすぎていたかな...、というときです。もしこのとき、尖った石が回避できなくても慎重にスピードを落としていれば、パンクにまで至らなかったと思います。

林道を走っているときは、おそらくほとんどの登山者の方は、パンクしないかな?対向車来ないかな?といったことに心配していて、「早くこの林道から抜け出したい!」という心境になっていると思います。そうした心境から自然とスピードを出したくなってしまいますが、そこをグッと抑えてスピードを出さずに慎重に走行することが肝要です。
パンクを回避するためには、おそらくこの”スピードを出さない”ということが一番重要なのではないかと思っています。

 

スペアタイヤを積載する


☞ とりあえずコイツを積んでおけば安心です。パンク1発までなら確実に帰ってこれますから。

スペアタイヤの積載は、パンク予防ではなくて、事後的なリカバリーですね。
林道でのパンクは、結構な確率でトレッド面ではなくタイヤの側面を損傷することが多いです。走行路の両側には多くの尖った石や大きな落石があるのが通常で、それを避けきれずにサイドを削ってしまった、という状況だと思います。その証左として、パンクに至らずともダート走行後にタイヤをよく見てみると、タイヤのサイドが石に削られた跡をよく見ます。
また、shibawannkoの4回のパンクのうちタイヤ側面を損傷させたのは2回なので、統計の母集団としては少なすぎますが、50%の確率となっています。

圧力が集中するタイヤの角や側面のパンクは物理的に修理不能なので、応急修理キットでは対応できません。そのため、林道走行を伴う山登りには、応急修理キットではなくスペアタイヤを積むことをお勧めします。

ただ最近の車は軽量化や省スペース化の目的で、標準装備としてスペアタイヤではなく応急修理キットを積載する車も珍しくはありません。そのような車でもディーラーに頼めば、オプション装備で、応急修理キットからスペアタイヤの装備に交換してもらうことができます。shibawannkoの今の車は、購入当初の標準装備は応急修理キットでしたが、オプションでスペアタイヤに交換してもらいました。

スペアタイヤを積んでおけば、タイヤ交換の重労働はかかってもとりあえず帰還することはできる、という最低限の安心を得ることはできます。ただし、片側を大きな石に打ちつけて前後輪バーストした!みたいに、2本いってしまった場合は完全にアウトです(笑)。悪夢のような話ですが、同時に前後輪パンクすることも珍しくないようです。

 

それでもパンクをしてしまったら

スペアタイヤへ交換


☞ タイヤの側面が裂けてしまったケースです。修理不能なので、タイヤ交換しか方法がありません。チャチャっと交換してしまいましょう!

車の走行を妨げない場所まで移動して、スペアタイヤに交換してください。
スペアタイヤに交換する際に注意することは、林道上は足場が悪いので、ジャッキアップしたジャッキが途中で外れないように、安定したところでジャッキアップすることでしょうか。
また後輪がパンクした場合は後輪の1輪のみの交換となります。しかし前輪がパンクした場合は、制動や旋回で酷使する前輪に走行性能の高い標準タイヤを持ってくる必要があるため、①スペアタイヤを後輪に装着して、②無事な前輪を後輪へもってくることことになります。2輪交換となるのでその分大変になります。

また、タイヤ交換は慣れが必要です。スペアタイヤを積載していたとしても、一度もタイヤ交換をしたことがない人は、誰も来ない山奥でタイヤがパンクした!という緊急事態の中でタイヤを交換することはおそらく難しいと思います。
お恥ずかしい話ながら、shibawannkoが一番最初に山中でパンクさせたときは、自分の車がスペアタイヤを積んでいることすら認識ありませんでした(笑)。なので一度は自分でジャッキアップしてタイヤ交換をする、という経験をしておく必要があると思います。

お勧めなのが、山に行く方であれば、冬にはスタッドレスタイヤに交換するという方が多いと思います。夏タイヤと冬タイヤの交換を、車屋さんに持ち込まないでご自身で交換するようにすると、タイヤ交換にも慣れ、抵抗感がなくなります。
shibawannkoも最初は夏タイヤ⇔スタッドレスタイヤの交換を近くのオートバックスに持ち込んでいました。しかし作業代で2,200円(4輪)かかるうえ、作業時間で結構待たされるので、あまりと労力が変わらないと思えたので自分で交換するようになりました。そのおかげでタイヤ交換にも慣れ、パンクしたときでもパニくったりうろたえることはなくなりました。

スペアタイヤ(テンパータイヤ)はあくまで緊急用のタイヤなので、走行性能は高くなく、最高速度も時速80km/h、走行距離は100km以内と言われているようです。
標準タイヤと比べてみると分かりますよね。標準タイヤの幅は太いですが、スペアタイヤのその薄さと言ったら。貧弱感ハンパないです。実際走行すると、「コォーーー」という走行音のうるささも特徴的です(笑)。

 

≪検証≫ スペアタイヤでどのくらい走れるのか?


☞ タイヤ交換自体はだいたい30分くらいで完了です。これでとりあえずは一安心。走行音はうるさいですが、スペアタイヤで無理な運転をしないように、家まで気を付けて帰ります。

このように最高速度が時速80km/h、走行距離が100kmと言われるスペアタイヤですので、早めに標準タイヤと交換することが望ましいです。

しかし、shibawannkoはあまり気にせず、スペアタイヤのままで遠征を続けたり、途中でタイヤ交換をせずに自宅まで帰ってきてしまっています。パンクさせた山中から自宅まで100km以上離れているのが通常ですし、下山してスペアタイヤに交換した後に、そのエリアの自動車屋さんを探す時間もあまりなく、なんにせよ面倒...、というのがその理由です。

実際パンク1回目~3回目は前の車でしたが、3回分のスペアタイヤでの走行距離は、1回目_200km+2回目_300km+3回目_320kmで計820kmになります。これだけの距離をスペアタイヤで走行して特に何もなかったので、今はスペアタイヤであっても無理な運転をしないように気を付けているだけです(とは言っても責任は負いかねますので、ご自身の判断で早めの交換を推奨します)。

 

スペアタイヤがない、パンク修理キットでも直せない場合

パンクを直せない以上、走行できたとしても、林道を脱出するくらいが精いっぱいではないでしょうか。ただタイヤは交換になるとしてもホイールへのダメージは避けたいので、パンク状態で走行することは極力避けたいところです。しかし往来を妨げない安全な場所、またはJAFが来れる場所までは移動しなければならない、といった状況もあるでしょう。

車を安全な場所まで移動させたら、JAFを呼びましょう。
携帯電話が通じない場所であった場合は、もう大変な事態としか言いようがありません...。shibawannkoがパンクした2回目と3回目のケースも、山中深い深~いところだったので、スペアタイヤがなかったらと思うと、考えるだけでも恐ろしい限りです。

 

最後に

山登りで起こったパンクを疑似体験していただけましたでしょうか。
本当にパンクをさせたくはありませんよね。あまりに大変なので、「もう二度とパンクはさせない!」と思っていますが、不本意にまたパンクをさせてしまった場合は、『パンク事件簿』を更新していきたいと思います。

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