F5

〔ピナレロF5〕ロードバイクの軽量化~ホイール中心にマイナス0.7㎏で終了~

ピナレロF5を納車しました!もともとピナレロは軽量化にそこまでのプライオリティを置いていないメーカーというのは知っていましたが、このF5、このクラスにしてはちょっと重いんじゃない?同じ価格帯で次々発表される他メーカーの新車の車重がF5より1kg軽かったりと、なにかと他のバイクの車重に目が行ってしまう今日この頃。

この先楽に楽しく走れるよう、ほどほどの範囲内で軽量化をしていくことにしました。さて、どこまで軽量化していけるでしょうか。

完成車重量

納車時の何も装備品を装着しないペダルなしの重量は8.9kgです。ハッキリ言って重いです...。セミエアロだとしても、このクラスであればもう少し軽くあって欲しかったですが、このデザインとカラーが好きだったので致し方なし。

ペアで185gの超軽量メダルを装着してみたところ、めでたく9kgオーバーのロードバイクになりました。う~ん、9kgオーバーとは。エントリークラスか?と思わんばかりの重量です。ここは速やかに9kg台から脱出しましょう。

 

軽量化

軽量化のコストパフォーマンスはさておき、軽量化で最も効果が高く最重要パーツのホイールから交換していきます。標準ホイールはフルクラムのRacing800DBで、重量は943g。納車してから1週間ほど走り込んだので、交換によってカーボンホイールの有難さをしっかり感じられることでしょう。w まずはフロントから。

交換するのはシマノのデュラエースC36。C50と迷いましたが、背後には山岳エリアが広がる地域に住んでいるのでC36を選択。
フルクラムRacingDB800の943gに対して、デュラエースC36は655gで△288gの軽量化。回転体の一番外側で△288gの軽量化は大きいですが、カーボンホイールの値段がね...。

後輪はもっと軽量化してくれ!と思いながら、交換して計測します。

フルクラムRacingDB800のリアは1,116gでした。やはり重かったのね。対してデュラエースC36は770gで△346gの軽量化前後ホイール合わせて△634gの軽量化という結果になりました。

カーボンホイールの金額を考えれば、欲を言えばバーン!と△700gくらいは軽量化して欲しかったところです。デュラエースC36の公称値は1,350gなので、5%ほど重めに出ていたことで、残念ながら△700gには達しませんでした。

変更前 変更後 差分
フロント 943g 655g △ 288g
リア 1,116g 770g △ 346g
合計 2,059g 1,425g △ 634g

計測を終わって外していたディスクローターを新しいホイールに取り付けようとしたところ、ここでなんと問題発生!

今までのスペシャライズドの2台のMTBのコンポはスラムで、ディスクローターの取り外しはネジをは6本外すだけで専用工具は不要でした。しかしF5のシマノのセンターロック式のディスクローターを外すには、専用の工具(TL-FC36 ホローテックⅡ)が必要とのこと。持ってないので注文するにも、こんな工具1つで4,000円するとは。

工具が届いて、いざフルクラムのホイールのロックリンクを外すと...、あれ、デュラエースC36のハブ形状と合わなくね...?フルクラムのホイールで採用されているAFSハブは、ホイール側が雄ネジ、ロックリンク側が雌ネジ。

これに対し、シマノのホイールは逆のホイール側が雌ネジ、ロックリンク側が雄ネジ。これ、シマノに合ったロックリンクを買い足す必要あるよね。ロックリングの種類、外スプラインタイプだけ気にしてましたが、センターロック方式にも違いがあるとは。
急遽シマノのロックリングを買い足して、無事ホイール交換は完了しました。自転車パーツの規格違いは初心者には厄介ですが、1つ勉強しました。誤購入とか無駄買いしなくてよかった。

タイヤ

タイヤはコンチネンタル グランプリ5000が有名ですが、2本で14,000円と高いです。安さにつられて、2本で6,000円強と同じくコンチネンタルのウルトラスポーツ3(28C)で妥協してしまいました。タイヤの違いを理解するためにも、まずはウルトラスポーツ3から使ってみよう、というところで。

標準で装備されていたタイヤはピレリのP7 SPORT(28C)。乗り心地も脱着も柔らかいタイヤでした。外して図って見ると317gでしたので、前後で△72gの軽量化になりました。

交換前 交換後 差分
重量/1本 317g 281g △ 36g
重量 前後計 634g 562g △ 72g

タイヤチューブ

タイヤチューブも軽量モデルのパナレーサーR'airに交換しました。パッケージに既に78gと表示されています。測ってみましたが、1gの誤差でした。

交換して標準装備されていたチューブを測ると97gでしたので、1本で△19g、前後で△38gの軽量化になりました。軽量化としては僅かですが、回転体の一番外側に位置する部分なので、軽量化できるならば少しでも軽量化しておきたいところです。タイヤチューブはそれほどコストがかからないので、コストパフォーマンスがよい軽量化です。

交換前 交換後 差分
重量/1本 97g 78g △ 19g
重量 前後系 194g 156g △ 38g

 

その他の軽量化_未実施パーツ

コンポ

メインコンポはシマノの105 12s Di2です。105の上には、アルテグラとデュラエースの上位グレードがありますが、これで十分。コンポのグレードアップで軽量化が図れるとしても、コスト高すぎでどうでもよいです。物欲に溺れる感覚を覚えるため、自転車でこれ以上は踏み込まないこととします。キリがありません。

ハンドル

モストのカーボン製のものに換えれば、100g軽量化できます。軽量化目的もありますが、どちらかと言えばステムも含めて、カーボンによる振動吸収性に期待したいところ。

まだ自分のポジションも固まっていない段階なので、ステムとハンドルの軽量化・交換は先送りにします。ステムとハンドルくらいは自分でチャチャっと交換したいですが、ケーブルフル内装モデルのため、おいそれとは交換できません。決まったらガツっと交換するかも。

ペダル

当然ながらスポーツバイクには最初からペダルは付いていなく純増になるので、できるだけ軽いペダルを付けたいところです。
ローバイクでロングライドもしますが、通常は気軽に乗りたいので、自分の目的からビンディングペダルは使わないことにしました。そこでクロスカントリーMTBに使っていた、ペアで185gの超軽量のフラットペダルを使うことにしました。

F5に装着してみました。ガッチリしたMTBに付けるとやや小さく感じますが、ロードバイクにはサイズ的にちょうどよい感じです。

サドル+シートポスト

一般的にサドルも軽量化の対象パーツです。標準で付いていたこのMOSTのサドル、いくら乗り込んでもなんの不満も感じません。

MTBではサドルに荷重がかかりどうしてもお尻が痛くなってサドル沼にハマりかけました。しかしF5はレーシングジオメトリーで、サドルに荷重がかかる割合が少ないことからお尻が痛くなりません。どこも当たらず適度にクッション性もあり。重量は図っていませんが、見た目からそれほど重くはなさそうです。機能的にも重量的にも十分そうなので、サドルは変えないことにしました。

シートポストは既にカーボン製で専用品のため、交換の対象になりません。

軽量化まとめ ⇒ △0.7kg

交換前 交換後 差分
ホイール前後 2,059g 1,425g △ 634g
タイヤ前後 634g 562g △ 72g
タイヤチューブ前後 194g 156g △ 38g
ハンドル - 交換せず -
サドル - 交換せず -
コンポ - 交換せず -
差分 計 - - 744g

結局、軽量化したパーツは、①ホイール、②タイヤ、➂タイヤチューブと車輪だけに留まり、△1kgの軽量化には届きませんでした。ハンドル、サドル回りでの軽量化はしづらく、ロードバイクの軽量化できる箇所は意外と少なかった、というが感想です。

当然物欲に任せてお金を湯水のように使って行けばコンポ等で軽量化はできますが、これ以上物欲に溺れる気もなく、もともともとミドルグレードのF5では、このくらいがちょうどよいような気がしました。振動吸収性が上がるのならば、カーボンハンドルとステムが今後気になるところではありますが、F5の軽量化は、いったんはこれで終了です。

軽量化したパーツを交換し終えて計測した結果は8.4kg重たいバイクがフツーのバイクに変わった...、という微妙な感じでしょうか。とりあえず”重たいバイク”の領域から脱しられただけで、今回はよいとします。

 

軽量化後の走行インプレ

要は軽量化してその効果に満足できればそれが一番。
さっそく試乗してみました。ん?、んん~...???、まさかの、、、

ちっとも分からん。。。

ホイール、タイヤ、タイヤチューブと一ヶ所ずつ換えた都度試乗すればその交換したパーツの効果が分かるのでしょうけれど、同時に3か所換えたものだから何が何の効果やら。一番びっくりしたのが、ホイールをはじめとして回転体の外側のパーツで0.7kgも軽量化したのだから通常「うわっ、軽っ!」という、出だしの軽快感に感動を覚えるものですが、微妙に分からない、、、。

3ヶ所同時に換えて、僅かに変わったかな?という点は、以下の3点くらい。
◗ ピレリの柔らかいタイヤからコンチネンタルに変えて、ちょっと硬めの感触になった
◗ カーボンホイールに換えて、カンカンと軽く響く音がうるさい(→後に気持ちよくなる)
◗ 重いフルクラムRacingDB800と比べると、高速域で走っているときに、風の影響を受けやすくなってフラフラするようになったかも

シマノのカーボンホイールとか、かなり高かったんですが、軽量化の感動も感じられんとは。交換した日は体調が悪かったのと、重いギヤで踏む癖があったので軽量化を感じられなかった...、ということにしておこう。

いや、数値としては回転体の外側で確かに0.7㎏軽量化している事実はあるのだから、軽量化の効果は確かに出ているはず!まずは軽量化・カスタマイズはこれで終わり。これからはたくさん乗って、F5をちゃんと減価償却していこう。

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