F5

ロードバイクのプーリー交換 ~コスパ最強!早く交換しておけばよかった~

少しでも自分のロードバイクで快適に楽に走れるようにと、ホイールにタイヤに一体型ハンドルと、コンポ以外換えられるところは換えてきた。ほかに換えられるところはないのか?とグレードアップできるパーツを探していると、プーリーがあった。
そうだ、プーリー交換をしてみよう。

 

 プーリー交換 前後

早速ピナレロF5のプーリーを外してみる。ディレーラーはシマノ105。
噂通り?の金属製の円柱が刺さっているだけのブッシュタイプのプーリー。手でつまんで回してみるも、思った以上によく回らない。こんな抵抗の塊のようなパーツで回転を支えていたのか、と思うとちょっとビックリ。

交換するのは、MicrOHEROのセラミックベアリングプーリー11T。
回してみると、ブッシュタイプの105プーリーとは比べられないくらいによく回る!ずっと回っているので、止まるのを待たなければならないくらい、と表現するのがちょうどよいかな。

手で回してみる限りでは、明らかに効果あり。これは効果が期待できるかも。
小さな部品なので、105標準との重量差は計測せず。

20分もかからず、チャチャっと取り付けてみた。迷ったのがセラミックプーリーの表裏の向き。
骨抜き加工で軽量化されているため、表裏で構造の違いが出る。プーリーは右回転するから、力を受け止められるように取り付けるとこの向きになると思うんだけど。間違っていたらゴメンナサイ。

ピナレロF5のインパルスブルーのカラーに少しだけ赤が入って、ちょっとしたアクセントカラーになった。

 

プーリー交換 インプレッション

さてさてプーリー交換を終えて早速乗って見ると...、んんっ?んんんっ!!

効果あり!!!

プラシーボ効果じゃないか?とかとかあるけれど、間違いなく効果あり!実感できる。
力をかけて踏み込んだときに、今までよりもスルっと踏み抜けてしまう感じでよく回るのを感じる。手で回してみて滑らかさにあれだけの差があれば当然と言えば当然のような気もする。
なるほど!摩擦抵抗を減らすことで伝達効率を高めるって方向ね。理解した。

金額や重量では比較しにくいけれど、ちょっとした軽量化より効果を感じやすいかも。しかもお値段も1,000円ちょっと。コストパフォーマンスが高いパーツ交換なのはもはや疑いようがない。

ペダリングが軽くなった!というのが効果のほぼすべてだけど(あとは見た目)、気になった点が2つ。
1つ目は、アルミ製ということからか、走行音がチャリチャリと軽い響きがする。慣れれば気にならなくなるけれど、交換時は抵抗感を感じる人もいるかもしれない。
2つ目は、ほんの僅かだけれど、変速性能が落ちたような気がする。走り始めのときの変速で若干引っかかるような感じがする気がするけれど、気のせいかもレベルということで。

セラミックベアリングのプーリー交換は、今まで行ってきたパーツ交換の中で、タイヤチューブに次いでコストパフォーマンスの優れるパーツ交換だった。なんでもっと早く交換しなかったのだろう。

味をしめたので、マウンテンバイクのプーリーも交換しよう。

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