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木崎湖 一周サイクリング ~コスモスと稲穂の秋の里風景広がる~

昨日に回った中綱湖青木湖に続いて、今日は残った仁科三湖の木崎湖一周サイクリング。
木崎湖も山登りの行き来で通り過ぎるだけで、立ち寄ったことがない。中綱湖と青木湖がよかったので、木崎湖も楽しみ。
さてさて、木崎湖一周はどんな景色が広がるのでしょう。

 

木崎湖一周 map

〔距離〕一周10km/〔獲得標高〕20mほぼ平坦
〔住所+Google Map〕長野県大町市平

 

撮影記録 2024年10月2日(07:10-08:50)

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 24mm f11 1/15sec ISO100 PLフィルター

07:10 木崎湖に日が回り始めてから、ゆーぷる木崎湖から一周サイクリングスタート。
仁科三湖サイクリングは、メインの鹿島槍ヶ岳登山のついでなので、あまり下調べをしていない。木崎湖園地にあった木崎湖周辺案内図を見て、湖周辺の見どころを頭に入れる。木崎湖園地からは、秋の晴天の下、朝の綺麗な湖の風景が広がる。なんとまだアジサイが咲いている。

反時計回りで、湖すぐそばの湖畔散策路を進んでいく。風がないのか、湖が鏡面になりかけている。

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 70mm f4 1/200sec ISO100 PLフィルター

湖に田んぼがせり出した稲尾崎エリアに来ると、綺麗なコスモスが咲いている。秋は紅葉が綺麗だけれど、お花が少ないのが寂しい。そんな中コスモスが咲いていてくれるのが嬉しい。
まだ朝早く、コスモス畑に日が当たっていない。このコスモス畑が今日の木崎湖一周サイクリングでよい撮影ポイントとなりそうだったので、日が回ってくるまでしばらく待つことに。その間に木崎湖と電動MTB(以下「ザク」)の記念写真。昨日の鹿島槍ヶ岳登山と中綱湖・青木湖サイクリングと、よく活躍してくれている。

10分くらい待っていると、コスモス畑に日が回ってきた。秋を彩る貴重なお花、コスモス。この濃淡の薄紫色が何とも言えなく美しい。背景をボカしてみたり光が当たっていない場所との陰影をつけてみたり、入念に撮影。
最後はコスモスとザクの記念写真。サイクリングの途中でお花撮影もできるとより楽しい。

コスモス畑を過ぎると、既に刈り取られているが、一面の田園地帯へ。上空には秋雲が流れ、こんな湖すぐ脇の田んぼエリアを走れるなんて、木崎湖サイクリング、なかなか素晴らしい!

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 24mm f11 1/60sec ISO100 PLフィルター

田んぼエリアを進むと、「豊穣稲尾の里」の碑があり。ここのエリアはまだ稲刈り前で、たわわに実った稲穂が見渡す限り続いている。まるで黄金の原。米不足で価格が高騰している中、こんなにたわわに実ってくれていて嬉しい。まさに豊穣の稲尾の里。

振り返れば湖と田園。この稲尾崎エリアが、木崎湖一周で走っていて一番気持ちの良いエリアかもしれない。間違えて国道148号線を走らないでよかった。
稲尾崎エリアの端まで来たら、小川に沿って鋭角的に稲尾駅方面へ戻る。木崎湖方面を見れば、天日干しされた稲穂の向こうに、前衛の山の端から少しだけ頭を出す北アルプス高山の峰。なんでしょうね?あのピークは。部分的すぎてなんの山かよく分からない。w

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 35mm f11 1/45sec ISO100 PLフィルター

稲尾崎エリアの先は道がなくなるため、国道148号線に合流する。国道に合流する手前に、JR大糸線の稲尾駅がある。いい感じの駅舎で、旅情を感じる。
線路を渡れば、ネギや野菜が植わる畑と稲尾駅の駅舎と北アルプスの山並みが重なる。いいな、この風景。写真ばっかり撮っていて、ちっとも先に進まない。こんなサイクリングが楽しい。

国道148号線に合流し、大糸線と並走する国道148号線を走ることになる。だんだんと路側帯が狭まり、少しだが路側帯がほぼない区間を走ることになる。国道148号線は交通量が多く、大型車も頻繁に通るため、素早く通り抜ける等、注意が必要。自転車ロードの青い矢羽根マークが付けられていても、走る道幅がなければ、結局車と同じところを走るしかない。

路側帯のない区間を急いで走り抜ける。まただんだんと路側帯の幅が広がってくると、間もなく海ノ口駅。海ノ口駅舎の中には入ると、木目が美しい綺麗な駅舎だった。
「白鳥の見える駅」とあるので、木崎湖では白鳥が見れるのでしょう。けど今日は居なかった。後日調べたら、安曇野には例年10-11月に白鳥が飛来するらしい。

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 26mm f11 1/30sec ISO100 PLフィルター

木崎湖の北端まで来たので、適当なところで左折して、国道148号線と別れて湖の周回に入る。
折り返し地点付近で、地図上に鳥居マークがあったので、寄り道して行って見ることに。電動アシストを効かせて急坂を登ると、海口庵というお堂があった。

引き返して国道148号線と大糸線を横断して西岸へ進む。その途中にも、コスモス畑あり。花の少ない秋に咲くコスモスって、本当に貴重。里の風景を彩ってくれている。

西岸の道に入れば、車通りもほとんどなくなり、ゆったり静かなサイクリングとなる。
すぐに海ノ口諏訪神社。鳥居には立派なしめ縄が掛けられていた。石畳参道奥の杉並木の中に拝殿があり、厳かな空気が漂う。

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 38mm f11 1/15sec ISO100 PLフィルター

西岸の湖畔脇すぐにも田んぼあり。木崎湖は平坦だが、ここで少しだけ登る。登った先で視界が開ける場所があり、木崎湖が一望できる。やはり高いところから見渡せるって、気持ちがいい。

西岸は林間コースで、ひっそり静か。ところどころにキャンプ場が点在する。木崎湖POWPOWキャンプ場には変わったテントがあり。
木崎湖周辺で「KIZAKIKO FOOTPATH」の白い案内板を数か所見かけるが、文字が小さすぎて残念ながらほとんど読めない。これ読める人いるのかな...。

少し下ると湖に近いところを走れるようになる。水が澄んでいて綺麗。透明度が高すぎて、なにもないようにも見える。

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 27mm f11 1/8sec ISO100 PLフィルター

木崎湖の南端まで戻ってきた。塩の道地区に海道案内図があり、「小熊山トレッキングコースこちら」の看板もある。いや、今日は山とか登らないし、と思って先に進んでしまった。
しかし後から気付いたが、これが大失敗。小熊山には木崎湖を眼下に見渡せる展望ポイントがあり、そこまで小熊黒沢林道が続いていてチャリでも行けたのだ。しかも今日は人力ロードバイクではなく、電動MTBのザクを持ってきていたから、ザクで電動アシストを効かせて楽に楽しく激坂ハイクアップできたのに。
実は木崎湖展望ポイントが、木崎湖一周サイクリングのメインイベントだったかも。メインイベントを逃してしまって残念。やはり下調べは十分にすべきだった。

小熊山を通り過ぎて寄った場所は、木崎湖キャンプ場。木崎湖キャンプ場には桟橋があり、ここもよい撮影スポット。だったのだが、下調べが十分でなくここも通り過ぎてしまった。
道路に面した入口から少し覗いたが、湖畔に松林?があり、すごく良い雰囲気のキャンプ場だった。

最後のお立ち寄りポイントは、仁科神社(森城址)。質素な鳥居が感じがよい。城内から木崎湖が見える、こちらも雰囲気の良い城址だった。

08:50 湖と言えばボート。ボートがたくさん係留されているモダンボートを通って、木崎湖一周サイクリング完了。よく見ると、白鳥ボートに混じって、3匹ほど変なのが混じってるな。w
仁科三湖それぞれ良い雰囲気で、サイクリングにぴったし。小熊山に登り損ねてしまったのは残念だったけれど、桜の咲く時期にでもまた来たい。

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