『素人が油圧ブレーキフル内装のロードバイクをバラ完できるか?』シリーズの工程⑥です。
いよいよ油圧ブレーキ関連工程に入ります。まずはフレーム内にリアの油圧ブレーキホースを引いていきます。
必要パーツ&工具
ELVES VANYAR PROのフレームサイズは一番小さいSサイズ。
用意した油圧ブレーキホースは、フロント用が1000mm、リア用が1700mmで、長さは十分でした。フロントもリアも30cmくらいは余ったので、おそらくたいていのフレームサイズをカバーできる長さに設定しているのでしょう。
作業前に事前に購入しておきました。あると作業がスムーズに完了します。
作業手順
チェーンステーに開いている穴からブレーキホースを通して、ヘッドチューブから出します。
最初はルーティングツールを使わずに通そうとしたところ、チェーンステーの中にバリがあるようで引っかかって通らず。粘らず事前に購入しておいたルーティングツールを使います。
ルーティングツールにねじ込み式のパーツがあるので、ブレーキホースにねじ込んで連結します。
ルーティングワイヤーの片方の先端には金属片が付いており、これをフレームの外から付属の強力な磁石で吸いつかさせながらフレーム内を這わして通していきます。
ルーティングツールを使って、チェーンステー内の引っ掛かり部分も簡単にうまく通過させることができました。ヘッドチューブから出てきてこんにちは。w
手前の青いパーツが強力な磁石です。
リアブレーキホースの通し作業は、これで終わりではないです。
フレームセットの中に筒状のスポンジ素材が2つ入っていますが、これが音鳴り防止材です。ブレーキホースがフレーム内で動いて、カチャカチャ音が出るのを防ぐ役割を果たします。
音鳴り防止材は2つ入っていましたが、1つしかフレーム内に収まりません。1つは予備でしょうか。
次の工程『⑦ フロントフォーク組立+油圧ブレーキホース通し』へ続く