東北遠征の初日、蔵王山に向かう途中で高速を下りて、乙字ヶ滝に寄ってきました。
福島県須賀川市と石川郡玉川村の間を流れる、日本の滝百選に選ばれる乙字ヶ滝をご紹介します。
”小ナイアガラの滝”と呼ばれる滝は、実際どんなんなんでしょう?
ルート/shibawannkoのワンポイントアドバイス
〔難易度〕①駐車場から徒歩2分/②所要時間10~20分の、お手軽百名瀑。
〔駐車場〕無料駐車場あり(トイレあり)。
撮影記録 2010年08月12日(12:50~13:10)
東北道の須賀川ICからの8kmを15分ほど車で走ると、乙字ヶ滝へ到着します。須賀川ICからの道は、上のGoogleMAPを見てくださいね。
乙字ヶ滝は、那須連峰の三本槍岳に源に発する阿武隈川の中腹にかかる滝で、阿武隈川で唯一の滝とも知られています。
はるばる遠征した東北の滝。くまなく堪能していきましましょう!瀧見不動堂からスタートします。
あ、お堂のすぐ脇にありました。わ~、落差低っ...。
幅の広い「小さなナイアガラ」が現れました。訪れたときは水量が少なかったのでしょう。水量が多いときは川幅いっぱいが滝になります。
乙字ヶ滝は、手前側(右岸)から見た落ち口が「乙」の字の形をしていることから、乙字ヶ滝の名前が付いたようです。なんとなくわかるような分からないような(笑)。
木が邪魔してなかなかよいポジションを見つけられませんでしたが、ここが定番の撮影ポイントでしょうか。
東北を旅すると、あちこちで松尾芭蕉が詠んだ句に出会います。ここ乙字ヶ滝でも、芭蕉さんが詠んだ「五月雨の滝降りうづむ水かさ哉」の句碑がありました。
芭蕉さんと弟子の曽良くんの石像もありましたが、水量が少なくて少しがっかりしたのか、いろいろ写真を撮り損ねてきてしまいました。
滝口に下りたり、もうちょっと撮影ポイントは探せたと思います。
真夏にいっぱい涼しさを感じる滝でした。水量が多いときにまた撮りなおしに来たいです。