北海道遠征2日目は、200名山の天塩岳→300名山のニセイカウシュッペ山のダブルヘッター。
一山目の天塩岳は早く登り終えなければならない、ということで早朝スタート。
天塩岳からの大雪山系の大展望をご紹介します。
ルート/shibawannkoのワンポイントアドバイス
〔難易度〕①標高差750m/②往復14km/➂CT6時間の一日登山。
〔駐車場〕天塩岳ヒュッテ登山口(無料)。
山行記録 2015年6月29日(4:30~10:00)
EOS5D MarkⅡ+EF24-105mmF4L IS USM 45mm f16 1/15sec ISO200 PLフィルター
天塩岳はそこそこ距離があるため、二山目の比較的楽なニセイカウシュッペをshibawanwanと一緒に登ることにした。
北海道の夏の早い早い夜明けを過ぎに、一山目はshibawanwanを車に残して出発。
二山目のために出来るだけ早く帰ってこようと、足早に歩を進める。
この朝夕の薄暗い時間帯を一人進むのは心もとない。いつヒグマと遭遇することか。。。
ところどころ笛を吹きならしながら、ダケカンバ林を進む。
新旧連絡路分岐からコースタイムの短い新道コースを選択。
尾根道を長く歩くルートの方が展望もいいかな、という目論見もある。
木の根っこが張り出し、急げど急げどあまりペースは上がらない。そして暑い、、、。
ようやく少しずつ空が広がってくると、朝日を受ける新緑の木々が眩しい。
展望が広がり始めると、日本アルプスとは違ったたおやかな山容が広がる。
ガレ場を通り過ぎると丸山山頂。
ここまででもなかなか時間がかかってしまった。
雄大だよ北海道。そしてダブルヘッターにもってくるにはちょっと辛い山だったかもしれない。
谷に残る雪渓越しにみる前天塩岳もこれまた大きい。
EOS5D MarkⅡ+EF24-105mmF4L IS USM 55mm f11 1/90sec ISO200 PLフィルター
06:30 のっぺりした天塩岳山頂着。
向かいには、雪を残す大雪山系の山々が並ぶ。
うぉ~、すごいよ北海道!なんて大きいんだ。
何の山かは全く分からないが、あの一角に午後上る予定のニセイカウシュッペ山もあるのだろう。
喜びとともに、遠征2日目にして初めてしっかり晴れた山岳写真を撮れてひとまず安心した。
昨日の芦別岳は、微妙な天気だったから。
北側を見やると、どっしりした山容の前天塩岳へ一筋の登山道が伸びている。
この見知らぬ北の大地をどこまででも歩いていきたい衝動に駆られるが、早くshibawanwanの元へ戻らねば。
早く戻るためにコースタイムの短い新道コースを戻る。
朝からなかなか疲れたかな。円山への上り返しがつらい。
結構ヘロヘロになって、shibawanwanの待つ登山口へ戻る。
北海道の大きな山を1つ登頂出来て充実感いっぱい。
そして微妙な時間帯でヒグマに出会わなくてよかった。
さて、次のニセイカウシュッペ山に急ぎますか。