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福島潟一周サイクリング

サドイチ(佐渡ヶ島一周サイクリング)を終えた翌日、はるばる新潟まで来て帰ってしまうのがもったいない。
地図で見つけた”潟”を一周サイクリングすることに。そもそも”潟”ってなんだ?
午前中に鳥屋野潟一周を終えた後は、もう一つの潟、福島潟へ。湖ほど大きくないけれど、水を見ながらの一周サイクリングはやっぱり楽しい。

 

福島潟 一周 map

[距離]一周9km

 

撮影記録 2024年6月8日 13:00-14:00

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 34mm f11 1/80sec ISO100 PLフィルター

福島潟一周サイクリングの起点は、福島潟のランドマークとなる水の駅ビュー福島潟から。早速、水の駅ビュー福島から散策開始。
7階建てで1階~3階までは無料ゾーン、4階~7階は有料ゾーンとなっている。無料の3階からでも十分な展望が見れたので、有料ゾーンはスルーで。

灼熱の炎天下の午後、福島潟一周サイクリング開始。サドイチ(佐渡ヶ島一周サイクリング)や金北山登山の後で、かなり消耗しているけれど、一周10kmもなく短いから気が軽い。

反時計回りで進んでいくと、まっ茶色な福島潟が現れる。通常湖ってそこそこ透明度があって綺麗だから、この茶色に混濁した水の色が結構違和感たっぷり。アマゾン川か?w
振り返れば、草と水の向こうに水の駅ビュー福島潟。

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 34mm f11 1/40sec ISO100 PLフィルター

さらに進んでいくと、一面の草と水。そして一直線の道の向こうには連なる山々。あまり来ないエリアだから、山はさっぱり分からない。高い山々は登っているんだけれど、そこまで高くはなく前衛の山々なんだろうな。

遊潟広場なる看板が立っていたので、忘れてないうちに愛車を撮影。サイクリングって、ややもすると自転車の写真を撮り損ねるので、サイクリングだか何だか分からない写真になってしまうことが多い。

道なりに進んでいき、「オニバス池→こちら」の看板があったので、短いダートを道を左折。すると福島潟一の長いストレートが始まる。
両側には桜並木でしょうか?春に来たらとっても綺麗に違いない。

そしてすぐにオニバス池へ。オニバスは福島潟の自然を代表する希少植物の1つ。花期には綺麗な花を咲かせるのでしょうけれど、今はまだ全然だった。オニバスが咲く時期にまた来ることは...、なかなかないかな。

オニバス池の反対側は、広大な田園が広がる。さすが米どころ新潟県。美味しいお米作ってください。

湖でもない池でもない潟。普段見られない潟っぽい?景色を楽しみながら、福島潟の南端部へ。
ちなみに福新潟は潟湖(せきこ)。潟湖とは、海だった所が砂丘で仕切られるなどしてできた湖のこと。

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 31mm f11 1/80sec ISO100 PLフィルター

福島潟の南端まで来ると、コーヒー色の潟が広がってくる。潟と浮島の草原。独特な風景だな。

水門から小回りできる農道もあるけれどダートなので、直進して舗装路をしばらく行く。ロードバイクではなくグラベルロードであれば、内回りして砂利道を楽しめるかもしれない。

福島潟の内側を見れば、広大な田園の向こうに、先ほど通った水門がぽつり。本当に高いものがない平らな風景が続く。

EOS R5+RF24-70mmF2.8L IS USM 35mm f11 1/15sec ISO100 PLフィルター

東側の道に合流すると、雪国ならではの消雪パイプによる赤茶けた路面が飛び込んでくる。なんでこんな赤茶けているかというと、消雪パイプから出る水に鉄分が含まれているとのこと。

雪国にお住いの方々にはお馴染みの光景かもしれないけれど、雪国に縁がない来訪者から見れば、すごく驚きの風景。道路が赤いよ!
こんな普段見ない光景を見るのも、旅情を感じてしまう。景色をゆっくり味わえるのも、自転車ならでは。止まりたくなったら止まればいいし、写真も撮れるし体力維持にもつながる。旅先のサイクリング、なかなかよいかもしれない。

福島潟をぐるっと回って北側の道路へ合流すれば、ゴールもうすぐそこ。田園地帯ににょっこり現れる水の駅ビュー福島潟がいい感じ。

人も車も少なく、ゆっくり田園風景と潟を楽しめる福島潟、楽しい潟一周サイクリングだった。

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