北関東・尾瀬・日光

〔100名山〕至仏山 雪 ~GWに残雪の尾瀬ヶ原を見に~

投稿日:2017年4月30日 更新日:

まだ行けていない雪山を探すと至仏山が残っている。
GWの僅かな期間しか行けないということなので、晴天を合わせて残雪の至仏山へ行ってきました。
初めて行く雪の尾瀬は、どんな景色が広がるのでしょうか。

山行記録 2017年4月30日

至仏山 山頂

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 24mm f16 1/80sec ISO100 PLフィルター

戸倉から鳩待峠まで乗合バスでアクセス。
GWに入り日差しは強くポカポカあったかい。
雪はたっぷりあるけれど、厳冬期の厳しさはどこにも感じない。
厳冬期の雪山ばかりを狙って行っていたので、この残雪期の穏やかさが冬の終わりを感じさせてどことなく寂しくもある。

GWの腐れ雪なので、アイゼンではなくスノーシューを選択。
ヒールリフターを効かせて至仏山まで上る。
GWの短い期間にしか登れないということもあり、晴天も相まって多くの登山者がアリの行列状態で登って行く。

ほどなくして至仏山に到着。
至仏山からは360度の眺望が広がる。
とりわけまだまだ雪に覆われる谷川連峰や上越国境の山々が目を引く。
谷川岳から白毛門、越後駒ヶ岳と冬季に登った山々が連なる。
今年の雪山はこの至仏山で終わりかな。

尾瀬ヶ原

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 35mm f11 1/200sec ISO100 PLフィルター

至仏山山頂から山ノ鼻方面へ行くと、一面の雪原となっている尾瀬ヶ原とその奥に燧ヶ岳が聳える。
よく見る光景ですが、初めて見ることができました。
ついにここも来たか~って感じで、しばらくその広い空間を眺めていました。

さてそろそろ山ノ鼻へ下りましょうか。
ざっくざくの春の腐れ雪なので、傾斜を生かして最大限にシリセードで滑りまくる。
傾斜と雪の腐れ具合がいい感じで、結構な割合をシリセードで下り、体力を温存することができました。

山ノ鼻まで下って至仏山荘で昼食をとる。
その後は鳩待峠へユルユルと上り返し。
風邪をひいていて微熱がある状態での鳩待峠への上り返しは、ちょっと辛かった。
麓まで下りると桜の名所の近くにザゼンソウが咲き乱れていました。
アクセス等から至仏山はこのGWの時期しか入れませんが、できれば厳冬期に尾瀬を見てみたいと思いました。

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