関東・信越

見神の滝 ~二段目の滝壺に金がある?逸話残る早川町の滝を巡る~

投稿日:2019年6月22日 更新日:

今日の目的は南アルプスの篠沢大滝と桑の木沢の滝めぐり。
行動開始を早めて、その前に見神の滝と大柳川渓谷も回ってしまいましょう。
新緑の見神の滝をご紹介します。

撮影記 2019年6月22日(05:20~05:40)

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 57mm f11 3.2sec ISO100 PLフィルター

長い長い林道を行くと見神の滝の案内があり、駐車場には利用可能なトイレも併設されています。
林道脇の駐車場に入るとすぐに見神の滝が現れます。
歩かないで滝までアクセスできるのがいいですね。

見神の滝は、42mの落差で落ちる細身の滝です。
落差はありますが幅はないので迫力はありませんが、トイ状に削れた岩盤を落ちる独特の滝と言えます。
そのまま滝のみを撮ると寂しいので、手前の木々を入れてみてもよいでしょう。

近くには逸話の書かれた看板がある。
「二段目の滝つぼに金があるといわれ、何人かの若者がこれを取って長者になろうと試みたが、
断崖絶壁のため、全て失敗した。」と書かれている。
「寒中は、下の方から氷が盛り上がってくる。その量が多い程、その年は豊作といわれている。」ともある。
滝を見ながら逸話に思いを馳せるのもいいものです。

滝壺まで行けますが、滝壺はほぼない滝です。
周囲を見渡すと不動明王の赤い鳥居が隣にありました。
この見神の滝への林道をそのまま行くと、南アルプスの前衛の山である山伏の百畳峠に通じるようです。
ちょうど先週、反対側から恐ろしいほどのボコボコの長い林道を経て、百畳峠経由で山伏に登ったところです。
今週もその林道の反対側にいるのが不思議な感じがします。

すぐに撮り終わったので、次の大柳川渓谷に移動します。
見神の滝は、早川町の山深~い所にあり、この滝だけにここまで来るのは効率的ではありません。
付近の他の渓谷や滝々と合わせて回った方が効率的でしょう。

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