初めてLEVO SLを試乗させてもらって驚いたのが、そのハンドルの長さ。長すぎて、歩道とか邪魔すぎて走れない...(幅60cm超のハンドルは歩道は通行できません)。最近のマウンテンバイクのハンドルって、29インチのホイールの大口径化に応じてこんなにワイド化してるんですね。
LEVO SLは山登りの林道アプローチで未舗装路も走りますが、ゆるポタやヒルクライムサイクリング等の舗装路の走行がメインになる予定なので、こんなワイドなハンドルは無用です。納車時に店舗で両端2cmづつ切ってもらいましたが、それでもまだ長すぎ。軽量化も兼ねて、短いカーボンハンドルに換えることにしました。
カーボンハンドル_交換
納車直後のLEVO。頑強なアルミ製のライザーバーハンドルが標準装備されています。標準装備されているハンドルバーは、Specialized Trail, 6061 alloy, 8-degree backsweep, 6-degree upsweep, 27mm rise, 31.8mm clamp, 750mm。なんと75cmもありました。SPECIALIZEDのマークも入りカッコイイですが、長すぎるので換えます。
軽量化
標準装備のハンドルバーを外して、計量してみます。なんと364gもありました。取り外したこの鉄パイプは、ペダルが外れなくなったときのエクステンションバーとして使えそうです。w
カーボンハンドルは、長さで迷いましたが、標準の75cmから7cm短い、68cmのライザーバーハンドルを購入しました。7cmしか短くなっていませんが、重量的には半分以下になりました。もう少し短くして、64cmくらいでもよかったかもしれません。
デザインの好き嫌いは人によって当然ありますが、質感は悪くはないです。amazonで注文して中国から届くので、注文から届くまで1ヶ月くらい待ちました。
変更前 | 変更後 | 差分 | |
重量 | 364g | 170g | 194g |
安価のカーボンハンドルでも200g近く軽くしていますので、軽量化のコストパフォーマンスは非常に高いといえます。
カーボンハンドル_インプレ
カーボンの網目模様とライザーバーハンドルの微妙な曲がり具合から、なんだか蛇っぽくなりました(笑)。
もとの車体がアルミ製の電動MTBで20kg弱あるので、200g軽くしたところで焼け石に水です。ですが200g軽量化した事実が、気持ち心を軽くしてくれます。
カーボンハンドルによる振動吸収性はどうか?というと、気持ち柔らかくなった気がします。アルミボディなので、そのフレームの硬さから、路面から伝わる微振動を感じるときがありましたが、ほんの微小ながら軽減されたでしょうか。アルミの金属感たっぷりの見た目の硬さもやわらいでよかったです。
安価なカーボンハンドルですが、1,600kmくらい走った時点で耐久性に問題はまったくありません。もっと高価なカーボンハンドルもありますが、自分にはこれで十分そうです。