半月前に三つ峠で見たアツモリソウは丸くて明るい紫色で可愛かった。
1ヵ月前に見逃してしまった、入笠山の釜無ホテイアツモリソウも見てみたい。
記録を見ても、さすがにもう咲いていなさそう?
明日の南八ヶ岳周遊前に前日入りした、入笠山の開花状況はどうでしょうか。
ルート
〔山行〕40分/〔休憩〕1時間20分/〔合計〕2時間
〔ルート〕山彦荘 16:30 ⇒ 17:00 入笠湿原 17:20 ⇒ 17:30 お花畑 18:30 ⇒ 分岐18:30/入笠山_マイカー交通規制あり(08:00-15:00)。
お花開花状況 2018年6月30日
EOS5DsR+EF100mmF2.8L IS MacroIS USM 100mmトリミング大 f8 0.3sec ISO100 PLフィルター
前回と同じようにマイカー規制解除後に、車で山彦荘までアクセス。
諦め半分行ってみると、山彦荘前の花壇には既に黒くしぼんだアツモリソウの数々。
よく見ると、葉っぱの裏側に1株だけ球体を保っているアツモリソウが!
三つ峠のものと比べると、色が濃くてシャクレつぶつぶ具合がすごいな(笑)。
EOS5DsR+EF100mmF2.8L IS MacroIS USM 100mmトリミング大 f5.6 1/20sec ISO100 PLフィルター
湿原やお花畑には、1ヵ月前とは異なる花々が咲き誇っている。
既に18:00近くで、暗さと風の揺れで撮れない花も多数。
主だった高山植物の開花状況は以下のよう。
・アツモリソウ → 終わり(山彦荘花壇)。
・アヤメ → 今がピーク。
・クリンソウ → 今がピーク。
・キバナノヤマオダマキ → 今がピーク。
・ニッコウキスゲ → 咲き始め。
EOS5DsR+EF100mmF2.8L IS MacroIS USM 100mmトリミング大 f5.6 1/15sec ISO200 PLフィルター
山の雄大な景色も無論のこと素晴らしいが、花々のミクロの世界も楽しいかな。
よく見るといろんなところに虫々が引っ付いていて、それまた楽し。
今日のお役立ちアイテム
ハクサンフウロ等、小さな高山植物の撮影にはマクロレンズ。
風が吹く中、被写界深度の浅いマクロレンズで極小のお花を撮るのは正直容易ではありません。
しかし上手く撮れたときの画質は、マクロレンズ以外のレンズのそれとは一線を画します。
また登山道から少し離れたニッコウキスゲやアヤメを引き寄せるときも、最高画質を備えた100mmマクロが重宝します。
入笠山は、標高差の少ない短時間のルートです。
歩きやすい登山道なので、ハイカットの重登山靴よりも300g台と軽量なローカットモデルの方が軽快に歩けるでしょう。
入笠山 記録一覧
2020年06月20日 ■■■■☒『入笠山 ~レンゲツツジとアツモリソウ満開!花満開の初夏の高原へ~』⇒ レンゲツツジ
2019年06月23日 ■■■■■『入笠山 ~アツモリソウと初めて見たスズラン~』⇒ アツモリソウ/スズラン/大阿原湿原
2018年06月30日 ■■■☒☒『入笠山 ~ニッコウキスゲとアヤメが咲き始め~』⇒ ニッコウキスゲ/アヤメ
2018年06月03日 ■■■■☒『入笠山 ~ズミ満開!/展望素晴らしい300名山~』⇒ 満開のズミ/山頂展望