関東・信越

〔100名瀑〕丸神の滝 ~両神山山麓に掛かる奥秩父の名瀑へ~

投稿日:2019年7月18日 更新日:

本日の奥多摩・奥秩父の滝巡りの最後は、奥秩父の丸神の滝。
前回来たのは遥か20年前のため、フィルムしか残っていない写真の撮り直し。
埼玉県で唯一日本の滝百選に選定されている、丸神の滝をご紹介します。

ルート / shibawannkoのワンポイントアドバイス

〔山行〕30分 /〔休憩〕50分 /〔合計〕1時間20分
西側入口
16:10 ⇒
16:30 丸神の滝 17:20 ⇒ 17:30 東側入口

〔駐車場〕 渓谷道入口横に無料駐車場あり(県道367号線沿い)。
〔難易度〕 ①一周2km/②標高差150mの軽いハイキング。短いが山道なので登山装備が良い。ヒール不可。
〔所要時間〕片道15分~20分周回して1時間程度
〔滝の概要〕落差76mで大滝だが、水量が少ないと貧弱に見える。雨後の水量が多いときが望ましい。
〔撮影適期〕北向きに落ちる滝なので、晴天時は逆光で撮影不可曇天雨天が絶対。新緑/紅葉/氷瀑の3ピーク。
〔撮影機材〕滝前広場からは標準ズーム24~70mmで十分。展望台から流身を切り取る場合は望遠が必要。

撮影記 2019年7月15日(16:10~17:30)

展望台

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 53mm f11 1sec ISO100 PLフィルター

16:10 丸神の滝キャンプ場脇の駐車場着。
途中寄った三峰神社が恐ろしく遠くて、到着がこんな遅い時間になってしまった。
まさか三峰神社があんな山奥にあって、巨大で大勢人が来る神社とは思いもせず。

丸神の滝遊歩道は周遊することができ、東口と西口の2つの入口があります。
西口から行くと展望台を回っていくことができるらしいので、西口からスタート。
入口には熊カウンターならず、手動の登山者カウンターが設置されている。
ポチポチっとね。
味があっていいかもしれない。
思わず連打したくなるが(笑)。

たかだか遊歩道となめていると普通に山道で、つづら折りの急登が続きます。
片道15分程度と短いですが、下りもあるので、通常の登山装備が良いと思います。
急登を上って、ほどなくして展望台の東屋に到着。

展望台からは、やや遠くの反対側の斜面に落差76mの丸神の滝が落ちています。
丸神の滝は一本の流身ではなく、大滝であるにもかかわらず、白糸を垂らしたような幾筋もの流れが落ちていく、優雅で繊細な滝です。

その繊細な流れを超望遠で切り取りたかったのですが、望遠レンズは車の中。
いやいや、展望台があるとは知らなかった。
以前氷瀑を撮りに来たときは東口から登って、展望台には来なかったのでしょう。
完全な失態でした。

滝前広場

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 24mm f8 1sec ISO100 PLフィルター

眼下には滝手前に広場があり、そこまで下りて行って、東口に戻るのでしょう。
針葉樹林の中の急坂を下って滝前の広場に着くと、眼前に丸神の滝が広がります。
丸神の滝はもともと水量は少ないので、少ない時に来ると貧相に見える滝です。
今日は岩盤全体を埋めるくらいの水量があり、ベストコンディションでしょう。
雨の日を狙ってきて正解でした。
近くで撮ったり遠目から撮ったり、雨の中をウロウロ往ったり来たり。
待っていたshibawanwanは飽き始めたのか、奇怪な行動を取り始めた。
17:20 そろそろ帰りましょう。

帰りは廃屋の脇を通り小森川渡って、10分で東口着。
お手軽な奥秩父の100名瀑でした。
両神山に登ったついでに立ち寄ると、さらに充実した山旅になると思います。
帰りに秩父駅周辺で、秩父のご当地グルメ「わらじカツ丼」をたいらげました。

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