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〔100名瀑〕不動七重の滝 ~落差100mを誇る奈良県を代表する暴瀑~

今日は三重県遠征の所用のついでに紀伊半島の名瀑巡り。
本日5ヶ所目は、奈良県に5つある100名瀑の1つ、不動七重滝。
不動七重滝をご紹介します。

撮影記 2019年5月27日(13:10~13:20)

EOS5DsR+EF100-400mmF4.5-5.6L ISⅡUSM 241mm f5 1/125sec ISO100 PLフィルター

国道169号線から釈迦ヶ岳への登山口に向かう林道に入り、ひたすら標高を上げる。
この林道が比較的長い上、道幅は狭くきついブラインドカーブが連続するので結構神経を使う。
道路工事のため閉鎖時間の案内があるものの、なんとか閉鎖時間外で行ってこれそう。

細かなカーブの連続にそろそろ飽きてきた頃、七重滝への遊歩道が現れる。
行ってみたいけれど、かなりの時間がかかるうえ、遊歩道を行くとどのようなものが撮れるかが調べられていない。
条件は良いので行ってみたいですが、時間もないので遊歩道は諦め、展望台からの遠望だけにしました。

遊歩道入口から数百メートル進むと、不動七重滝を深い谷を挟んで遠望できるポイントに着く。
遠目からでも圧倒的な落差を誇るうえ、落ちる水量が凄まじい。
谷を挟んだここまで、大量の水が落ちる轟音が伝わってくる。
まさしく暴瀑という感じでしょうか。
紀伊半島おそろしや。

滝は凄いのですが、撮るとなると遠望のためいろいろ工夫して撮りようがない。
誰が撮っても似たり寄ったりになるのが残念なところ。
今日は晴れているので、珍しく切れる高速シャッターで水飛沫を止めてみたり。

超望遠100-400mmで切り取っていると、釜に何やら多くの人らしき影が見える。
どうやら沢登りで釜に浮いて遊んでいるらしい。
すごいな、よくこんなところに来れますね。
あんな爆音轟く滝壺にいたら、神経がおかしくなってしまうのではないか。
こんな暴瀑が沢登り中に現れたら、死を覚悟するしかないと思ってしまう。

10分弱で一通りのカットを撮り終え、もう撮れるカットがなくなってしまった。
ちょうど林道改修工事の道路閉鎖時間が迫ってきている。
一度は遊歩道を下りて滝に近づきたかったと思いを残しながら、不動七重滝を後にしました。

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