八ヶ岳

〔100名山〕蓼科山 冬 ~厳冬期雪山の感動をもう一度!~

年始の赤岳山行で冬山の神々しさを目の当たりにし、冬山の素晴らしさに味をしめてしまったよう。
あんな光景をもう一度見たい。
じゃあ隣の蓼科山はどうだろう?ってことで、降雪直後を狙って蓼科山に行ってきました。
はたして、蓼科山のでも雪山の神々しさ・感動を味わえるでしょうか。

山行記録 2013年3月22日

上り(女ノ神茶屋 ⇒ 10:00 山頂)

EOS5D MarkⅡ+EF24-105mmF4L IS USM 24mm f11 1/250sec ISO200 PLフィルター

女ノ神茶屋登山口からスタート。
準備して車から降りるなり、いきなし寒いよ。
相変わらず底冷えするような八ヶ岳の寒さ。

登りで寒さを紛らわしながら登って行くと、立ち枯れが目立ついつもの森林限界ゾーンに達する。
立ち枯れの木が樹氷化して、その合間から降雪後の白い諏訪の街が広がる。
さらにその奥には南アルプスと中央アルプスが屏風のように立ち上がる。
いや、素晴らしいです。
しかし何だか空に薄雲が掛かってきているのがちょっと心配。

南側は樹氷化した倒木の向こうに前回行った赤岳等、南八ヶ岳の山々が見える。
蓼科山からだと結構遠いな。
それにしても樹氷化した木々は綺麗綺麗。
恐ろしく冷たい寒気に襲われるが、初めての冬の蓼科山に心はうきうき。

さらに森林限界の倒木ゾーンを超えて岩稜帯に出ると、エビの尻尾だー。
厳冬期の冬山に足を踏み入れて見る、大きなエビの尻尾に感激一塩!
このエビの尻尾で大分遊んでいたでしょうか。

蓼科山 山頂(10:00 ⇒ 10:30)

EOS5D MarkⅡ+EF24-105mmF4L IS USM 32mm f16 1/125sec ISO200 PLフィルター

山頂へ近づくにつれ、断続的な強風になってくる。
10:00 蓼科山山頂着。
あのボコボコの山頂も、降雪直後の雪で平らにならされている。
そしてシュカブラができている!
初めて見るシュカブラにも感激感激。
どうしてこんな風になるんでしょうね?

登ってきた向こう側には佐久市の街を挟んで浅間山が見える。
広い。
山頂の鳥居の向こうには北アルプスが見えるが、残念ながら天気が悪くなってきた。
青空の下で山頂を散策したかったのですが、日が完全に遮られてきたため早々に下山しました。

下山するとスッキリ晴れ渡る。
ちょっとした気圧の谷が通過したのでしょうか。
それでも厳冬期の蓼科山を見ることができて満足しました。
これから雪山は厳冬期の降雪直後にこそ行こう!と強く思った山行でした。

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