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〔100名山〕丹沢塔ノ岳 ~千載一遇のチャンス到来!霧氷と朝焼け富士~

投稿日:2021年1月29日 更新日:

数年間虎視眈々と狙っていたのは、霧氷と朝焼け富士の雪の丹沢。
近年丹沢なんてほとんど雪が降らない。
天気が悪い日に行けば樹氷は着くが、それを青空と組み合わせるのは至難の業。
そして向かいにそびえる富士山もしっかり見えていてほしい。
そこに朝焼けを重ねるのだ。
こんなすべての条件が重なることは年にあるかないか。

そんな貴重なチャンスが1/25㈪にあったのだ。
事前に準備までして深夜出かけようとすると、ばらばらと雨が降ってきた。
雨に降られてテンションダダ下がり。
天気予報も信じられなくなりに二度寝を決め込むと、やはりこの日だった。
びっしり樹氷に信じられないくらいの雪山となった丹沢山の記録があがる。
悔しか~、捻挫の足を引きずってでもナイトハイクすればよかったのに...。
天候がコロコロ変わる冬山は、一度決めたら行くしかない。

丹沢雪山のチャンスは今年もうないかもしれない、、、と思ってた矢先。
再び一週間もせずに南岸低気圧が訪れる。
都心でも気づくと一時雪が激しく舞っていた。そして翌日の朝は晴れ予報。
これは行かねば。結果はどうであれ行くしかない。

ルート/shibawannkoのワンポイントアドバイス

〔難易度〕①標高差1,200m②往復14km➂往復6~7時間で、低山の割にはガッツリ登山となる。
〔駐車場〕秦野戸川公園の大倉駐車場は8:00~21:00しか利用できない。早出には向かいの24時間駐車場を利用。
〔装備〕 積雪でも冬用登山靴+アイゼンは過剰装備。しっかり目の3シーズン用登山靴+チェーンスパイクが適当。

〔山行〕6時間20分 /〔休憩〕2時間/〔合計〕8時間20分
【上り】大倉バス停 02:30 ⇒ 
03:15 見晴茶屋 ⇒ 03:50 駒止茶屋 ⇒ 05:30 花立山荘 ⇒ 05:50金冷シ ⇒ 06:10塔ノ岳
【下り】塔ノ岳 08:00 ⇒ 08:20 金冷シ ⇒ 08:50 花立山荘 ⇒ 09:40 駒止茶屋 ⇒ 10:00 見晴茶屋 10:10 ⇒ 10:50大倉バス停

山行記録 2021年1月29日(02:30~10:50)

上り(大倉バス停 02:30 ⇒ 06:10 塔ノ岳)

2時間仮眠をとってから1時半に自宅出発。
大倉から登る丹沢っていつ以来だろう?急いだら30分で到着した。
秦野戸川公園の大倉駐車場は、08:00~21:00で利用できない。
早出の登山者にとっては全く使えない駐車場だ。
場合によっては8時ってもう下りてきてる時間なんだが。
駐車場だけが心配だったが、向かいに24時間のパーキングがあるではないか!
昔はなかったんだけれど。なんてありがたい。

02:30 大倉出発。
まだまだグキグキ痛い足首で、標高差1,200mを登れるかだどうかが心配。
時間は十分あるから、グッキリいかないように慎重に登りましょう。

花立山荘前で、風が強くなってきたので、上下着込んで地獄装備とする。
上空は晴れ渡っているが、山頂にはまだ雲がかかる。
雲の中で樹氷が作られ、夜明け前に雲が取れてくれれば最高景色が広がるはず。

どうやら先行者が1名いるらしい。
雪が降ったら丹沢。同じことを考える人はたくさんいるでしょう。
進むにつれて雪は深くなり、樹氷化した木々が現れ始める。
今日はもらったかもしれない。

塔ノ岳山頂/尊仏山荘(06:10 ⇒ 08:00)

EOS5DsR+EF100-400mmF4.5-5.6L ISⅡUSM 255mm f6.3 1/40sec ISO100 PLフィルター

06:10 雲が取れ晴れ渡った塔ノ岳に到着。
西側にはいつも通りの雪を取り戻した富士がくっきり表れている。
そしてあたりは丹沢ではめったに見れない見事な樹氷天国。
足痛いけど頑張って登ってきてよかった。今日の勝利を確信した。

日が下りて富士山が真っ赤に染まる。
雪煙が舞い上がり、山頂は爆風なのだろう。
よく雲もかからず姿を現してくれた。
同じ西側には、夜道を照らしてくれていた満月が沈もうとしている。

蛭ヶ岳も真っ赤に朝日に染まる。
同条件で行ってみたくもあるが、降雪直後にあそこまで行くのは難しい。
降雪直後に丹沢山に行ったことはあるが、展望はやはり塔ノ岳の方が格段によい。

西側は氷点下8度の烈風に晒される続ける。
地獄装備一歩手前の装備でも、止まっていると少しずつ体温を奪われる。
目の前には最高の景色が広がっているので、寒さも足の痛さも忘れた。

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 28mm f16 1/15sec ISO100 PLフィルター

山頂標識から東側はやや風が遮られるのか、それほど風は強くない。
同じ山頂でも全然違うところが面白い。
東側はピラミダルな大山と湘南海岸の向こうから朝日が昇る。
見事に育ったニョロニョロ樹氷が朝日に染まる。
これが長年虎視眈々と狙ってきた、地元丹沢の雪景色だ。
烈風で望遠レンズを使うと、三脚でしっかり固定していてもブレる。
西側を何度も撮りなおしているうちにややピンク色が薄まってしまったかも。
そして画面端の逆光のため、巨大なフレアが防ぎきれない。致し方なし。

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 33mm f16 1/40sec ISO100 PLフィルター

日が昇りスペクタクルな時間帯が終わっても、まだまだ切り取る場所を探す。
なにせこんな絶好の機会は次会えるかどうか分からないから。
蛭ヶ岳も完全に日が当たってきた。
樹氷を纏った低山の雪景色は、これはこれで迫力がある。
南方の樹氷越しの箱根連山も雪が積もっている様子。

EOS5DsR+EF100-400mmF4.5-5.6L ISⅡUSM 100mm f16 1/15sec ISO100 PLフィルター

わが街湘南は朝霧に包まれて、光芒が神秘的だ。
のっぺり丹沢山も樹氷に覆われている。
丹沢山まで縦走したらもっと撮れるものがあると思うが、今日はこの後お仕事。
それにしても、よく丹沢でこれだけのニョロニョロが育ったものだ。
担ぎ上げた超望遠レンズで遠方の都心ビル群を引き寄せる。
スカイツリーが見えた。

下り(塔ノ岳 08:00 ⇒ 10:50 大倉バス停)

EOS5DsR+EF24-70mmF2.8LⅡUSM 24mm f16 1/30sec ISO100 PLフィルター

08:00 2時間近く山頂に居座ってしまった。
さて、始業に間に合うように急いで帰らなければならない。
明るい日差しに包まれる尾根道を引き返す。
湘南の海に降り立つようなこの景色が好きだ。
ポカポカ暖かいと思ったら、すでに気温は10度になっていた。
丹沢に雪が降っても一瞬で溶けてしまう。
花立山荘からは、平日とは思えないくらいの雪を求める登山者とスライドした。

最後はもう足首グキグキ。
途中ある石を埋め込んだ道とか、本当に苦痛でしかない(汗)。
ダブルストックでなんとかコースタイムちょいオーバーで下山した。
冬の丹沢満足しました。
降雪、樹氷、朝焼け富士と、奇跡的な条件の重なり合いに感謝感謝。

丹沢エリア 記録一覧

2021年01月29日 ■■■■■『丹沢塔ノ岳 ~千載一遇のチャンス到来!霧氷と朝焼け富士~』
2021年01月23日 ■☒☒☒☒『高取山_リハビリ登山② ~丹沢山系の絶好の展望地へ~
2020年05月02日 ■■■■☒『仏果山/高取山_新緑 ~GWに桜咲く丹沢の展望台!新緑に包まれる山頂へ~
2019年05月19日 ■■■■■『早戸大滝/雷滝_決定版! ~東丹沢の幻の滝巡り~
2018年05月20日 ■■■■■『丹沢山/塔ノ岳/蛭ヶ岳_新緑 ~トウゴクミツバツツジとシロヤシオ満開!最高の丹沢主脈~

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